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Skill School  作者: モカ笛
第一章
7/13

作戦会議

「あなたに頼んだのは...勿論その予知スキルがあるからです」


 まあ、一応前例の無い珍しいスキルってことになってるんだろうな。ゲームで鍛え上げた瞬発力と合わせればチート並みだしな。当然、限界はあるが。


「どうしても避けれない攻撃とかあるのか?」


「はい。一つだけ厄介な攻撃があります」


「防いだりできないのか?」


「かなりのダメージを負うので無理ですね」


「分かった。集合はいつだ?」


「あ、ちょっと待って下さい。あなたの手助けが必要ですが、だからといってあなた一人で勝てる相手ではありません。作戦を立てる必要があります」


「わかった」


「他の人の目を避けたいので私の部屋で話しましょう」


 他人の目を避けたいとはどういうことだろうか。白夜びゃくやがあまり見かけられないのと関係あるのではないかと思ったが、まあ今は邪霊を倒すことに集中しようか。


「どうぞ」


「ああ」


 中は綺麗に整理整頓されていた。さすがは女子といったところか。しかし、なんか外より寒い気がする。


「なあ、白夜、この部屋、寒くないか?」


「ええ、スキルの試し撃ちをよくしますから」


「ああ、あの時の氷か。ていうか、部屋は壊れないのか?」


「はい。すい様の氷槍フローズンランスと違って、打撃的ダメージは無いのですが、被弾した瞬間、凍ります。だから部屋は壊れないかわりに凍っています」


「白夜は寒くないのか?」


「自分の部屋なので」


「なるほどね。で、作戦ってなんだ?」


「私はスキルを2つ持っています」


「なんとなくわかってたよ」


「で、そのスキルをあなたのスキルと合わせれば勝てます


「具体的には?」


「私が氷結結晶フローズンを邪霊に撃ちますので、あなたは私が凍らせて置いた金槌で攻撃してください。邪霊が抵抗できないくらいに弱ってきたら先生のスキルで異次元へ投げ捨てます。私のもう一つのスキルは使わないと思いますが、あなたにだけ念のため教えておきます。そのスキルは...


 作戦会議はかれこれ1時間続いた。立ち位置やタイミングを教えてもらった。予定は明日の放課後すぐらしい。そういえばその邪霊のせいで教室一部屋分使えないらしいな。部屋から出たあと、自分の部屋に戻り、明日しっかり戦えるように寝た。思ったのだが、ここ女子高-俺が条件を満たしたので4月からは共学だが-なのに、やけにブッソウだな。

 次の日、俺は思いっきり驚くことになる。


TO BE CONTINUED...

年上年下の呼び方は2話を(以外略

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