第一閃:引きこもりの少年の鉄器兵
かなり思いつくまま書いたアイデアノート的な作品ですが、これを叩き台に再編集してみたいです
主要メンバー以外はほぼ練ってません(^0^)
今日も朝日が昇り新しい一日が始まる……が気が重く布団からでる気も微塵も起きない。
今日も今日とて自室に引きこもって自宅を守っているのは、真田虎徹16歳つまり年齢的には学生だが絶賛不登校中だ。
「まさに生きる屍だな。まさか生まれ変わってもまた不登校とは、なにをやっているのやら」
社畜として終えた人生の先に待っていたのは自身の孫の子への転生だったのだから笑えない。
俺自身の子は俺の死後も立派に育った物だが、感無量だが子でもある祖父から厳しい目を向けられるのはマジでキツい。
前の人生は早々に学校でハブられ引きこもりに、そしてよくよく言われる心を休ませる期間なんて都合の良い言葉を信じて休んだ結果
それは悲惨な物だったウサギとカメなんて話もあるが、あれはウサギてか才能ある奴がたゆまぬ努力をしなかった結果としてのカメの勝利で
まず大前提として自身の努力と相手の怠惰があっての勝利つまりは相手がサボらなければ差は縮まらず
ましてや自分がサボっていれば結果は火を見るより明らか
学生時代と言う自身を研鑽出来る時期を無駄にし能力も低く負け組として底辺としてただただキツいだけの低所得行に就いた俺の人生は惨め一択だった。
人生の巻き返しを考えた事も無かったわけではない資格とろうとか技術を身につけようとか………だが低所得でキツいだけの業務を終えた後では身体が持たない。
給与が低いから残業もふんだんで、効率も設備も最悪なので疲労はマジキチれべるだから常に死ぬ事ばかりを考えてしまう。
まぁそれでも結婚も出来き子宝にも恵まれたし悪い人生でも・・・・・・無いわけではに俺は知っている孝弘が俺の子ではない事を
今も記憶に残る両親の喧嘩の声「こういうのは無理させちゃ駄目なんだよ」「お前は甘いんだよ。そうやって許すからいつまでも学校に行こうとしない」
そんな母の考えが当時は救いだと思い込んでいたと同時に父を恨んだりもしたが、休んだ結果の末路を知る身となっては逃げて休んだ事を、ただただ悔いる限りだ。
甘い言葉につられ楽な方楽な方に流れ母やカウンセラーの言うまだまだ可能性があるなんて言葉を信じたが、そんな可能性など微塵もなかったのだから
そんな前世の経験を経ても変わることのなかった自分の性根には、ほどほど嫌気が差す。
また負け組の筆頭として底辺の負け犬人生を過ごすのかと思うと吐きそうになる。
結局は嫌な事があっても乗り越えていく力の無い奴は、真っ当な人生など歩めやしないのだ。
まぁそれを知ったところで変れなければ意味は無いが
そんな前世の後悔と先に対する展望のなさに吐き気をも要しながら階段を降り誰もいないキッチンに向かう
両親という名の孫は共に働きに出ているので、一人で気ままに卵かけご飯を食べる両親(孫)の実家だという家はなかなか広いが当然俺は建てていない祖父と言うなの息子が建てたのだろう。
食事を終えると地下のガレージに向かえば時代の移り変わり感じざるえない。なぜなら自宅のガレージにあるのが車ではなく有人型人型兵器つまりロボットなのだから
時代の進歩か科学技術の発展か今の時代には前世の車感覚で電動人型兵装……ロボットを所持しているのだから
最初は兵器の発展からの民家用への転用だったらしいが俺はコイツだけは気に入っている。
軍事用の物のような強力な武装は当然ながら搭載されていないがロボアニメオタクだった者を興奮させるには十分だ。
免許さえ取得できれば乗ることも自由だし成人し車に乗っていた記憶を所持する俺にとっては、そこまで免許を取ることは難しくはなかった。
「じゃあ今日も今日とて学校サボって発信しますか?」
意気揚々と俺、真田虎徹はウチの自家用車で街に繰り出していく目的地はバトルシミュレーションが出来る街の娯楽施設だが……それがこんな結果になろうとは今は思いもよらなかった