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シャロレッタ・J  作者: 象徴界に棲むスライム
ジェリンナ・L
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6.魔道具

 シャロレッタはじぃの方をにらみつけるが、じぃはすずしい顔をしていう。


「お嬢様、質問に早く答えなければ失礼ですぞ」


 ……こいつは。はあ、まったく。


 シャロレッタはジェリンナの方を向き、その挑みかかるような目を見つめかえす。


「魔道具」


 シャロレッタはぽつりとそういった。


 その効果は絶大だった。

 ジェリンナの余裕そうな表情はくずれ、目は左右に動いている。口は、開いたり閉じたりをくりかえして、わなわなとふるえている。


 どうやら、先ほどまでの余裕は魔道具のことを知られていないと思っていたからだったようだ。

 わたしからすれば、そこまで動揺するほどのことではないと思うが。


「爆弾、魔道具でつくっているんだよね?」


 シャロレッタがそういうと、ジェリンナがびくりと反応した。

 やはり、魔道具を加工して爆弾をつくることができることは知られたくなかったようだ。

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