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シャロレッタ・J  作者: 象徴界に棲むスライム
ジェリンナ・L
5/258

5.協力

「冗談にきまってるでしょ」


 ……彼女、なかなか心臓が強いようだ。

 さすがは公爵家長女であり、爆弾をこっそりしかけているだけはあるというか。

 しかも、火魔法の腕はかなりのものだという。


「それで、わたしが爆弾犯だと知ってなにがしたいのかしら? 貴族に情報を流す? それとも、どこかの詰め所にでも連れていくのかしら?」


「いやいや、そんなことはしないさ」


「じゃあ、いったい何のためにこんなことをしたのかしら?」


 ジェリンナがシャロレッタをにらむ。


「わたしは、君に協力したいと思っているんだ」


 シャロレッタがにこりと笑ってそういうと、ジェリンナはシャロレッタを疑うような目で見つめる。


「へえ、協力」


「そう、協力」


 シャロレッタはにっこりと笑った。

 ジェリンナが笑いかえす。


「それで、いったい何の協力をしてくれるのかしら、最強完璧超絶美少女さん?」


 ぐっ、これはなかなかに効く。

 おのれ、じぃめ、あとで覚えておけよ。

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