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シャロレッタ・J  作者: 象徴界に棲むスライム
ジェリンナ・L
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2.シャロレッタの観察

 部屋には、白く美しい髪をのばした美少女、シャロレッタのほかに、シャロレッタが「じぃ」と呼ぶ執事と、L公爵家長女のジェリンナ・Lがいる。


 シャロレッタは、その顔に微笑を浮かべたまま、じっと目の前の少女を見つめる。


 金髪をゆるやかにウェーブさせたL公爵家長女のジェリンナ・Lが、かすかに笑顔を浮かべている。


 ふふふ、余裕そうに見せているけど……目は細かく動いている、内心はかなり動揺しているようだね。だけど……


 シャロレッタはちらりと「じぃ」の方を見る。


 グレーの髪。老いを感じさせない筋肉質の身体。

 その太ももは筋肉ではちきれんばかりで、まるで身体から木が生えているようである。


 じぃはどんな説明をしたんだか。いくら自分が爆弾犯だと言われても彼女ならここまで動揺するはずがないのにね。

 彼女を見ているとどうもわたしに動揺しているようだけど……


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