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シャロレッタ・J  作者: 象徴界に棲むスライム
ジェリンナ・L
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1.K公爵家の夜会

 ある晩、K公爵家では高位貴族が集まる夜会がおこなわれていた。大ホールでは多くの貴族が会話や食事を楽しんでいる。


 スライムのシャンデリアが繊細な光でホールを満たし、グラスに入った魔力増強酒の真っ赤と溶けあう。


 いくつも並ぶ窓には、美しくきらめくドラゴンのカーテンが広がり、食器がガチャガチャとあたる音や人びとの話し声をすべて吸収するかのようであった。


 その奥、広い敷地の遠く先には闇の中に規則的に並んだ木々が黒々と見える。


 しかし、J公爵家長女のシャロレッタ・Jにとって、そんなものはどうでもよかった。


 ふふふ、美しいかったけど、もの足りないないかな? わたしには、こんなものよりもっと面白いものがあるからね。ああ、どうなるか楽しみだよ。


 シャロレッタは、大ホールから出て、少し廊下を進んだ先にある魔力回復室にいた。


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