表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍化】転生少年の錬金術師道  作者: ルケア
オーモンド伯爵領領都オルソン編
83/201

83話 16歳 オルソンに来ました、騎士爵を貰いに来ました、お家を建てよう

 暑い最中宿屋からおはようございます。もうオーモンド伯爵領領都オルソンですよ。どうも、ヘルマンです。移動は何も無かったし、コックス大湖も特に変な魔境では無かった。採れるものと出てくる敵が少し違うだけで他は変わりなかった。…塩湖じゃ無くなったのが一番大きな違いかもな。


 採れなくなったのは水恋水晶。こっちで採れるのは花水晶。水晶違いなだけ。色が違うだけに見える。ほんとそれだけ。他の素材は変わらなかった。魔物の方はガミラクラブとカーバンクルがいなくなって、ウォーターウルフとラグーンウルフが増えた。食べるのがカニから狼肉になった。カニの方が美味しかった。でも毛皮の方が割と良かったり。食べられないが、コートとかに良さそう。ラグーンウルフなんて5m位あるそうだから絨毯とかにもいいかもね。凄く高そうだし、床に座る文化じゃないから何処まで必要か解らないけどね。まあ、魔境にもそんなに潜ってないんだけどさ。


 そんな訳で今日はミズチを討伐に行きます。…一応、冒険者ギルドでミズチ討伐パーティーを募集しました。…15人からパーティーに入れてくれと言われました。合格したのは3人ですが。皆星が足りんのよなあ。まあ、募集が読めただけでも合格でしょう。そんな訳でパーティーメンバーを紹介します。ルカ、男、人間、21歳、槍使いの才能星6つ。ジュリオ、男、エルフ、151歳、盾使い星5つ。マウロ、男、ドワーフ、184歳、鞭使い星6つ。これに僕、ヘルマン、人間、16歳、剣士星9つと5つ。の4人パーティーです。


 盾使いがいたのは大きい。ヘイト管理が楽だからね。魔物呼びもちゃんとできるらしいし、なんでまだ騎士爵持ってないんだろうね? …まあ、狙うよってパーティーが今まで無かっただけなんだろう。皆レイドには参加してて、ミズチなら倒してるって話だからね。パーティーで挑むのはこれが初めてらしいけど。他の募集に来ていた人たちもレイドでは倒してるんだってさ。しかし、星5つ以下は振るい落した。盾使いは例外枠。星5つでも、魔物呼びができるだけで違ってくるからね。


「それでは今日は集まって貰ってありがとうございます。先日の連携でこのパーティーでいけると判断しましたので、これでミズチに挑戦しましょう。」


「っつってもなあ。俺はお前さんだけでいけると思うんだがなあ。まあ、騎士爵は欲しかったから丁度良かったんだがよお。」


「正直俺もそう思う。ジュリオがいれば楽なのは解るとして、俺とマウロのおっさんはいらんだろ?」


「ドワーフだがまだおっさんではないわい! 盾使いは貴重だからな。しっかりと役目を果たす盾使いは戦力として数えてもいい。それにジュリオはレイドでもよく見るからな。サイドは俺とルカが固めるからしっかりと受け止めてくれ。」


「任せておいてください。ミズチ相手なら何度も受け止めて来たんです。パーティーでは初めてですが、私だけでも受け止めて見せます。」


「基本的にはジュリオさんに一度受けて貰って、ルカさんとマウロさんに頭をその場に押さえつけて貰います。その隙に僕が首を落とそうと思ってます。なるべく1回の当たりで終わらせたいので、押さえつけるのを少しでも長くお願いします。」


「1当てで決めるつもりか。流石錬金術師はやることが違うな。普通は1時間みっちり戦うんだぞ?」


「違いない。1当てで終わらすなら作戦もあったもんじゃないな。まあ、仕事はしっかりと果たすから安心せい。」


「では、ミズチを目指して進みます。スティナラニアは撤退しますので。」


「当たり前だ! スティナラニアにはレイドでもきついんだ。命を投げ捨てるには早いわい。」


「スティナラニアは流石に受けれる自信が無いですね。見たことはありますが。」


「レイドでは偶に遭遇するからな。逃げ一択だが。」


「王都ではスティナラニアも一度のレイドで複数倒してましたからね。感覚が少し狂ってるのかもしれないですね。」


「全く、これだから錬金術師は。おかしな奴も大概にしておけよ。」


「鉄迎派では無いので、これでも戦闘特化では無いんですよね。」


「お前よりも強い奴がいるとか、錬金術師もおかしな奴らばかりなのか? 星が9つと5つって聞いた時もおかしなこと言ってるとは思ったがな。」


「まあ、それは錬金アイテムのおかげですので。…そのうち店で売り出しますので買ってください。皆さんの方が僕よりも強くなりますよ。」


「嘘って言って捨てられりゃいいんだがな。その錬金アイテム自体は知ってるからな。高くて手が出ないが、星が11個も増える奴があるなんて聞いたことも無いがな。」


「最近見つかったんですよ。さて、雑魚敵は無視して奥までいきましょう。」


 無視とは言っても倒さないといけない魔物は倒しながらさくさく進む。やっぱり星6つは強いよなあ。ケルピーも結構余裕で倒してる。もう少し戦力が居たらもう貴族になってたんだろうな。そんな訳で2時間位奥に進みまして、漸くミズチを発見しました。…1体ですね。丁度いいですね。


「作戦通りに行きましょう。魔物呼びをお願いします。」


「いざとなったら緊張しますね。では呼びます。――――――さあ、来ますよ。」


「ルカ! 来たら地面に叩き付けるから縫い付けろ。」


「無茶言うなよ! 口があいてたとしても貫通しねーよ。」


「口は俺が塞ぐから、上から地面に押さえつけろ! 石突でもいいぞ!」


「さあ、止めますよ! ―――――――――止まりました!」


「任せい! うりゃあ!」


「はああああ!」


 ジュリオが受けきってマウロが口に鞭を巻いて地面に叩きつけた。それをルカがさらに地面に押さえつける。…時間は十二分。飛剣乱舞! 8斬りか。個体差か度々斬る回数が違うんだよな。何でかは知らんのよな。でもまあ、これで騎士爵は貰いだな。


「ふー、本当に一当てで決めやがったな。やったことはいつもと同じだが、戦った気がせんぞ。」


「まったくだ。槍で1回突いただけで終わっちまったからな。普通はあそこから如何にして首を落とすかが肝なのにな。」


「私としては楽で良かったですね。盾使いは終わったら必ず上級ポーションを飲まないといけませんからね。今回は1度でしたので1本で済みそうです。」


「お疲れさまでした。…もう何体か狩りますか?」


「「「もう帰るよ(わい)!」」」


 そんな訳でまた2時間の道のりを只々帰ってきました。狭き門だと思っていた騎士爵がこんな楽に貰えていいんでしょうか? 貰えるもんは貰いますがね。そんな訳で、冒険者ギルドへやってきました。皆で小部屋へ向かいますよ。…ここでミズチの死体は出せないぞ? どうするんだろう。とりあえずベルを鳴らすが。


「…なんだマウロのおっさんか、今日はどうしたんだ? ルカとジュリオと…そっちは新顔だな。レイドは募集してなかっただろ?」


「まだおっさんじゃないと何度言えば…まあいいわい。ほれ、この4人でミズチを狩ってきた。裏の広場を使わせてくれ。」


「何⁉ 4人だぞ? 1人足りねえな、死んだか? 誰が死んだ?」


「4人で行ったんだ。この新顔は錬金術師だ。こう言や解るだろ?」


「錬金術師? 鉄迎派か? それはいい奴を引き入れたな。それなら納得だ。解った、裏にこい。」


 そう言われたので部屋を出て一番奥の扉へ。…使用中とも書いてないな。ここは使わせない様にか。文字の読めない奴は入ってくるからな。…通路になってんのね、成る程。んで扉を開けたら冒険者ギルドの裏庭に来たぞ。ここにミズチを出した。マウロさんに持って貰ったからな。…一番年上だったからって理由だ。


「おお、ミズチだな。時期にずれはないし、…やけに綺麗に斬ったな。そんなに戦闘時間は短かったのか?」


「おお、一当てでそこのヘルマンっつう錬金術師がやっちまったぜ。」


「一当てか! それは凄いな。流石鉄迎派だな。」


「…いえ、一応これでも黎明派なんです。」


「黎明派あ? 嘘だろ? ミズチまでやるのは鉄迎派位じゃないのか?」


「それが、新しい発見がありまして。星1つでもミズチが1人で狙える位の強さになる錬金アイテムが出来たんです。僕も星は3つですから。」


「それはめでたいな。冒険者が強くなることは良いことだ。これで領都の騎士爵も13人になったわけか。領主様も鼻が高いだろう。…お前らは解ってるよな? とりあえず、これを持って代官屋敷へ行ってくれ。そこで騎士爵に登録してもらう。…ルカもこれで嫁さんが喜ぶじゃねえか。」


「まあな。騎士爵になってくるとは伝えてるからな。…屋敷を建てないといけないんだよな?」


「ああ、お前ら4人とも屋敷を持ってもらわにゃいかん。騎士爵になったんだからな。」


「私もこれで宿暮らしは終わりですね。」


「ジュリオ! お前まだ家を持ってなかったのか!」


「盾使いは臨時のレイドだけだと収入が乏しいんですよ。上級ポーションを常飲しますからね。」


「え⁉ ミズチのレイドですよね? 小白金貨は貰えるんじゃ無いんですか?」


「何を言って…ああ、錬金術師のレイドしか経験がないのか。いいか、普通のレイドは2000人規模だ。大金貨2枚貰えればいい方だ。前年のレイドは何人だったか?」


「2500人でミズチだな。星2つからの参加だがな。3パーティーで他の魔物を押さえつけてって、最後500人位がミズチまでたどり着くんだ。」


「錬金術師のレイドはどんな感じなんだ?」


「大体100人でスティナラニアを10から20体、ミズチを20体前後倒して帰りますね。」


「…ほんとに化物集団じゃねえか、錬金術師は。そのレイドしか経験がねえなら覚えておけよ。騎士爵、魔導爵がレイドを集めて大体2000から3000でレイドを行う。基本ミズチだけだ。だから当たった魔物をパーティーで頭割り、そこに大金貨2枚、これが年に2回か3回あれば多い方だ。戦闘を行うごとに上級ポーションを常飲するような盾使いは肩身が狭い方だ。」


「そう言う訳です。個室宿を使っていますが、魔境前広場で臨時パーティーを組んで野営だけのレイドにも参加してますから。ケルピーを倒すのだって、盾使いを入れてくれるのはレイドなんです。50人位で囲んで倒すんですよ。今回みたいにヘルマン君が1人で、ルカ君とマウロさんが後にいて簡単に倒してくれるパーティーなんて中々当たらない訳なんです。」


「俺らも普段は他のパーティー組んでるからな。星2つか3つの奴らばっかりだからよお、コッコドリッロまでが精一杯だ。」


「俺の所も一緒だ。盾使いがいると取り分が減るから嫌うんだよ。」


「そんな、盾使いほど便利な才能は中々ないですよ?」


「盾使いが活躍すんのはラグーンウルフからだからな。少なくて3パーティーか?」


「そうですね。5パーティーが多いですね。ウォーターウルフも取り巻きにいますからね。」


「…大分認識が違うようですね。錬金術師の常識と。」


「貴族の常識とも違うからな。貴族も大抵1パーティーでコッコドリッロまで普通に行くからな。しかも星1つか2つで。それくらい鍛錬に時間を費やすからな。…王都の魔境との違いに戸惑ったよ、最初はな。」


「ああ、平民落ちした貴族さんですか。貴族学校でも魔境に潜りますもんね。」


「そうなんだよ。武器の鍛錬をしっかりした奴らが潜るから普通の平民とは違うんだよ。…錬金術師はもっとおかしかったのか。」


「…おかしかったようですね。スティナラニアの首を一撃で落とすような御仁も居ましたからね。僕も普通の枠だと思ってました。」


「ミズチを一当てで倒すようなのが普通でたまるか!」


「まったくだ!」


「否定できませんね。」


「まあ、ともかく。これでお前らも貴族の仲間入りだ。これからは税金は払わなくていいぞ。貴族年金の方から引かれるからな。詳しくは代官屋敷に行って聞いてくれ。とりあえず、これの討伐報酬は小魔銀貨4枚だからな。」


「あ、道中の敵も買い取ってください。」


「そういや、狩ってたな。ミズチの件が衝撃的過ぎて忘れとった。」


 そんな訳で、無事全部買い取って貰い、冒険者ギルドの裏から表の方に回ります。…別に中を通る必要もないしね。そして、4人でやってきました代官屋敷。ここの代官屋敷は初めてですね。何処も一緒みたいですが。壁には沢山の書類が。今回は関係ないですが。


「いらっしゃいませ、ご用件は何でしょうか?」


「騎士爵の申請だ。この4人は今後は騎士爵になる。」


「それはおめでとうございます。冒険者ギルドからの推薦状を貰っているはずです。それを提出してください。」


 そう言われたので、冒険者ギルドから貰った書類を渡す。…読んでないけど、封されてるんだもん。開けちゃダメな気がするんだよ。紐だから結べばいいんだけど。


「推薦状を確認いたしました。少々お待ちください。」


 奥に行ったぞ? 何をしに行ったんだろう。少し待っていたら受付さんが戻ってきた。


「お待たせいたしました。領主様がお会いになるという事ですので、こちらへどうぞ。」


 お? 奥に通されたぞ。他のメンバーもびっくりしているんだけど? 本来はこんなはずじゃなかったのか? 通路を奥に、曲がったりしながら最奥へ。受付さんがノックをした。


「失礼します。お連れしました。」


「入れ。」


 中に入れられる。…ドワーフの貴族様だな。…ケビンさんがドワーフだからそりゃそうか。


「よく、ミズチを倒した。同朋もいるようだな。…そして、ヘルマンは誰だ?」


「⁉ 僕です。」


「やっぱりか。弟から今年騎士爵になるだろうからよろしく頼むと言われたが、1人で行かなかったようだな。わが領の騎士爵を増やしてくれて感謝する。君ならソロでもいけると聞いていたからな。」


「…ソロでもいけたでしょうが、やっぱりパーティーの方が安定感が違いますので。」


「成る程、傲慢に呑まれぬという確固たる意思もある様だ。よろしい。騎士爵を授与する。年金は大魔金貨5枚だ。税金は引いてあるから、今年の分を受け取りたまえ。」


 袋を貰った。貴族年金は多分大魔金貨10枚は貰えるんだろうな。…半分は税金って言われたからなあ。


「それでは、これまでだ。受付にて屋敷を建てるように申請してくれ。屋敷には使用人を数名雇うようにしてくれ。これは絶対ではない。お願いだ。なるべく雇用を作ってやりたいのでな。冒険者から雇うもよしだ。その辺りは自由にしてくれ。」


 成る程、年金を使えって事だね。…どうするかなあ。料理人は欲しいよな。料理の才能もちを1人は最低雇うようにしよう。後は執事とメイドさんだな。全員で5人くらい雇うようにしよう。給金の相場は解らんな。…屋敷に使用人部屋も必要だな。色々と考えることが多いな。どうしよう。


「さて、予想外な事もあったが、ここで屋敷の申請をして行かにゃならんな。特にジュリオとヘルマンは知らんだろう? 一緒にやっちまうぞ。」


 それは有り難いです。代官屋敷は使ったことが無いですからね。ルカとマウロは今の家を引き払うのもあるのか。まあ、家が出来てからだろうけど。


「屋敷の申請ですね。どうぞこちらへ。」


 部屋に通される。巨大な皮紙で作られたこの領都の地図だ。…うわあ、1軒1軒名前が書いてあるよ。すげーなこれ。


「さて、場所をどうするかだな。安いのはどのへんだ?」


「安いのは南西の区域ですね。自由市の裏辺りの土地が一番安いです。特に安いのは南の方ですかね。他の騎士爵さまもその辺りを選んでおります。」


「土地で値段が変わるのかい?」


「ああ、変わる。領主館の隣とかはかなり高い。そうだよな?」


「おっしゃる通りです。その辺りは空き家が多いですね。」


「僕はお店もしたいので、…この辺りがいいですね。宿が多いんですか…。」


「そうですね。西通りは宿が多いですね。冒険者さんが使うので。」


「俺らも世話になったからなあ。…で、空き家何個分が貴族の相場なんだ?」


「空き家6個分が貴族屋敷の最小になりますね。それで1家族と、使用人が5人までと言ったところでしょうか。」


「やっぱ、高えよなあ。どうすっかなあ。」


「俺はここの6つにしよう。南通り西5番通り。この辺だと安いでしょ。」


「俺もその辺にしとくか。…これで貴族屋敷を入れてどんだけになる?」


「特に大きな要望がなければ大魔金貨3枚になります。」


「まあ、そんなもんだよなあ。木で建てんだろ? 仕方ねえか。」


「では私はここにしましょう。ここならば値段は殆ど変わらないでしょう?」


「そうですね。そちらも大魔金貨3枚で受けることができると思います。」


「僕はここにします。この範囲を買います。で、屋敷はここに作ります。」


「おいおいマジか。そんなに広く取ってどうするんだよ。」


「お店の分と畑の分ですね。屋敷に8つ、お店に2つ、畑に6つの16戸ですか。…屋敷は北側のこの8つでお願いします。西通り北2番通りから3番通りまでで。」


「そこだと大魔金貨6枚程になりますが、…足りますか? 生活費なんかが。」


「足ります。大丈夫です。」


「はー、錬金術師はやっぱ金持ってんな。年金分以上使うんだもんな。」


「違いないね。最低限で収める私たちとは違うね。」


「錬金術はお金が儲かるのと出てくのとでトントンなんですよ。…自分で取りに行く場合は除いて。」


「まあ、お前さんは魔境に潜るだろうからなあ。…屋敷ができるのはどのくらいだ?」


「ざっとで新年祭の前くらいでしょうか? 平行して建てる位には職人がいますので問題無いと思います。人足は冒険者からも募集しますし、十分足りると思いますよ。」


「…そんなに職人を抱え込んでて問題ないのか?」


「常に領主館は整備が必要なので。その整備人を減らして騎士爵、魔導爵様のお屋敷を建てます。1度に5人までですし、どうにでもなるんですよ。もう1パーティーが連続で倒すことなんてそうそうないでしょうし。」


「…そりゃあそうか。そんじゃあお任せだな。権利書の発行を頼むわ。」


「解りました。」


「…この店と畑の分も整地しておいて貰えますか?」


「そのように取り計らいます。」


 さて、とりあえず住居の場所も決まったし、後はなんだ? 取り急ぎはないな。嫁探し位か。…でもまだ家無しだからな。店を構えてからだな。とりあえず、ミズチを狩り直すか。解体場も欲しかったけど、まあギルドで借りればいいよね。さてさて、何をして時間を潰しましょうね。魔境に潜るのは確定でもいいですかね。

面白かった面白くなかったどちらでも構いません。

評価の方を入れていただけると幸いです。

出来れば感想なんかで指摘もいただけると、

素人読み専の私も文章に反映できると思います。

…多分。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] お店って店舗型の小売店をやるのかな? そんなに対人業務が好きそうな感じでもなさそうだけど。
[良い点] 今回のパーティで何日か置きに狩にいければWinWinですねw 安定できるしあっちも収入が増えるw 余裕ができたら盾使いさんの星を増やせばさらに安定ですね
[一言] あっさり予定通り騎士爵貰えましたね。 お家建ったらお嫁さん探しも始まりますねー。 執事さんとかメイドさんとか料理人さん 面白い方々だといいな。 高級な布団セットも数がいりますね 実家とか兄弟…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ