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リアの意地
「ジャアアアアアアア!!」
赤いセルタントが立ちはだかる。
「さて、あれの相手は俺が請け負おう。君たちは君たちの戦いをしなさい」
サリオは二人をなるべく戦わせたくない。
「行くぞ、リア」
「サリオ、レクスの相手はあたしがするわ」
「女性に危険なことはさせられない」
「レクスは、あたしを助けようとして、ああなった。あたし、助けられるばかりは嫌なの」
「……わかった。お嬢さん、二人でトレーゼを探し出そう」
「リア、やられんなよ!!おまえもあたしの大事な子分なんだからな!」
「ええ、任せといて、親分」
「ジャアアアアアアア!!」
(いつものレクスじゃない。でも……)
(あたしを攻撃対象から外してる?ギリギリの部分で理性が残ってる……)
(現実世界だとソウルの枯渇が怖いけど、この世界なら気にせず戦える)
「さあ、レクス!一緒にがんばりましょう!」




