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推測と方法
リアは住民たちにこの世界についてのことを話した。
「魔術のせいだっていうのか?」
「そういうこと」
「これが夢だってんなら、起きればいいのか?」
「でも、さっきから起さようとしてんのに、できないぞ。どうするんだ、リア」
「推測でしかないけど、禁忌を使ってる術者を探し出して倒すしかないわ」
「ここは現実世界じゃないんだろ?魔術を使った人はいないんじゃあ……」
「どんな魔術にも術者との繋がりがあるの。だから、その繋がりを破壊すれば、魔術は成り立たなくなる。その繋がりが術者本人の場合もあるし、ちょっとした小物かもしれないけど」
「じゃあ、片っ端からそのあたり、ぶっ壊せばいいってことだな?」
「そんなことしたら術者に気づかれ……」
「ひっ!化け物だ!!」
魔物の群れが現れた。数が多いが3人ならどうにか対処は出来るだろう。
「よっしゃー!やったるぞー!」
「レクス、無理はしないでね」
「うん、わかってる。でも、リアたちの後ろに隠れたりなんかしない」
「変身しなくたって僕も戦えるよ」




