壊れるレクス
島の異変によりレクスとソフィはクロスロードとリアに合流すべく街の方へ戻っていった。
「この島、どうしちゃったんだろう?」
「どうせ禁忌のせいだろ。クロスロードとリアって奴と合流して調べるしかねーな」
「心配すんな、レクス。あたしとクロスロードで解決してやるからさ」
(子供に気を使われるなんて……もっとしっかりしないとな)
「きゃああああ!!」
住民が魔物に襲われている。
「ソフィ、さがって。……変身」
「大事な話の腰を折るなー!」
ソフィとレクスは魔物を倒していく。
(不思議だ。緊張も怖さも……消えて……いく)
「おお、あいつら逃げてくぞ!」
「…………」
(敵が逃げる――――どうして?まだ戦えるのに)
(……僕はまだ戦えるのに!)
「ジャアアアアアアア!!」
「レクス、待てって!」
(ほら、僕はこんなにも強い)
――コワセ――
――コロセ――
何かがレクスの心を蝕む。
(もう終わり――?僕はこんなにも強いのに敵がいないああ、敵なら目の前に)
ソフィの方を見ながらそんなことを考えていた。
(違う!違う!なんだ、今の!?僕はソフィを……)
――コロセ――――コワセ――
(なんだ、この声……なんなんだよ!!)
「おい、レクス、どうしたんだ?具合でも悪いのか?」
(ほら、敵なら目の前に)
(違う、違う、違う!!どうして、変身が解けないんだ!!)
――コロセ――
「ジャアアアアアアアアア!!」
「おい、レクス!待てよ!!」
レクスはソフィに襲い掛かろうとする。




