レクスの元へ
リアはどこかに行こうとするクロスロードを止めようとする。
「状況把握とー般人の保護が最優先でしょ?どう考えても異常事態なんだから」
「…‥‥…………」
クロスロードは黙り込んでいる。何を考えているのだろう。
(扱いづらいとは聞いてたけど……)
「クロスロード、待って。ここは合理的に動くべきじゃない?」
「…………」
「あなたが探してるあの声の主だけど。もしかしたら、あたしの知り合いかもしれない」
「……どういうことだ?」
「……知り合いにいるのよ。禁忌絡みの事件で、ちょっと大変なことになった人が」
「で、彼もこの島に来てるの。心配だから合流したいんだけど?」
「……そいつは赤いセルタントなのか?」
「あなた、レクスの知り合いなの?」
「……向こうが覚えてるかは知らない」
「……だが、会えばわかる」
クロスロードは赤いセルタントについて何か関わりがあるのかもしれない。
「どうして笑ってるの?」
「……俺が笑ってる?そうか……そうだな。ずっと会いたいと思ってたからだよ」
「……さあ、行こう、リア」
「ちょっと待ってくれよ!これ、どういうことなんだよ!!」
正気を取り戻した住民たちが説明を求めている。残念ながら煉園の彼等にも全く分からない。
「島になにが起きたんだよ!!」
「……あたしのほうが知りたいわよ」




