謎の声
クロスロードとリアは正気を失った住民と戦っている。
「……ただのー般人だ。なんらかの術で操られて……」
「ジャアアアア!!」
どこからか魔物の絶叫が鳴り響いた……まるでレクスのセルタントのような…
「っ!?この声……!」
「この声、あの日の……」
「クロスロード?」
「やっとアタリを引けたよ、ノエル……」
「ちょっと、いきなりどうしたの!?って、あぶない!!」
クロスロードの様子がおかしい。止めるリアを無視し、鳴き声のところへ向かおうとする。
「邪魔をするな。せっかくの再会なんだから」
クロスロードは住民を攻撃しながら突き進む。
「……ずっと会いたかった。お前は、すぐ近くにいるんだな」
「なに、これ、地面に光!?」
空が赤くなり街が廃れていく。
住民たちの様子が変わった。戦意がなくなった。
「なに、ここ……」
「あれ?どこだ……ここ?」
「俺、なにしてたんだ?」
(あたしたちと戦ってた記憶がない?)
住民たちのさっきまでの記憶はないらしい。
「おい、どうなってんだ?」
(クロスロードにやられたはずの怪我もなくなってる?……どういうこと?)
「……声が消えた」
「ちょっとどこ行くの!?」
クロスロードが止まろうとしない。
「……声の主に用がある」




