表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

5/150

現場調査

魔物がさった後ポリスによって調査が行われた。


「これはヒドイな……」


「大型の魔物に、襲われたようです。ううっ……酷い……」


調査を行なっているのはポリスの上司とその部下のようだ。


「問題はそんな魔物がどうして街中にあらわれたか、ですね」


「き、きみ!入ってはだめだ!」


少女が事件現場に来ていたのだ。普通の少女ならこんなところに来るわけがない。


「ああ、「彼女」はいいんだ……彼女は……」


「どうしてです、こんな……こんなものを、見ちゃいけない……」


「被害者は16人。全員が、攻撃魔術の使い手」


少女は、死体の傍らに転がる魔術跡を見つめた。


「稲妻の魔術……大抵の魔物に有効なはずね」


「攻撃魔術の一斉射撃を受けても、逃げも倒れもせずに暴れまわった……」


少女は戦跡から状況を解析している。富んだ知識がなければできない仕業である。


「彼女は「煉園」の一員だ。経験も豊富と聞いている」


「では……この魔物は、禁忌の存在なんですか?」


「煉園は禁忌を封じる。彼らが動いたということは、そういうことかもな」


「逃走経路はあっちね。内側から壁が破られている。外側からは侵入の形跡なし」


「この魔物……どこから侵入したのかしら?」



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ