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レクスの一線と覚悟

(一線を越える……か)


(確かにそうなんだ。僕の前には、いつも線が引かれているんだ。誰かと距離をとるように…)


(誰が引いたんだろうな、この線は……)


(まあ、僕なんだけどね)


(最初に線を引いたのは、いつだったのかな……親父が死んだときかな……?)


(僕は諦めていたんだ。何をしてもうまくいかないなら、何もしないほうがいいって)


(だから僕は、線のこちら側に立ち止まって、何もしないことを選んだんだ)


(でも、この線の向こうには何があるんだろう?)


(線の向こうに行ったら、もう戻れない――そんな予感がした)


(それって、自分が別の何かに……ああ、なんてこった。僕はもう、怪物じゃないか)


(元に戻るなんてことは、もうできないんだ。元に戻るなんてことは……)


(僕は元の姿に……人間に戻るんじゃない。レクスになるんだ)


覚悟を決めなければならない。

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