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企み
「ガアア……!」
レクスは、遺跡の中に逃げ込んだ。
ソウルが……流れ込んで……魔物の負傷は、急速に回復する!
(ははは……僕は不死身か……)
(力が戻ったら……人間にも……だめか……うまくいかないね……どうして僕は……いつもいつも……!)
「グオオオゥ……」
「そうだ、チャレンジだ。一線を越えるんだ。レクス」
人が奥にいる。またなのか…どうしてこんなところにいるのだろうか。
(何をしてるんだろう…と、とにかく隠れないと……)
遺跡の一角に、巨大な魔術陣が描かれている……
「いいか、なんとしても実験を成功させろ!なんとしてもだ!」
「あの忌々しい魔物が現れたら……わかってるな!」
アルベルトと港にいた怪しい男だ。彼らはやはり何か企んでいるのか…
「わかってますよ……我々もプロです」
「今度は百倍の熱量を試してやるぞ……グフフ……」
「この私の実験を妨害はさせん!させんぞ!!」




