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チャンスとチャレンジ
デートから帰ったレクスは、店の掃除をしていた。
「驚きだね。僕の人生にあんなことがあるなんて……」
「これで僕にもっと、なんというか……勇気があれば……」
入店の鈴が鳴る。レイルも帰ってきた。
「チャンスをものにしたのか?レクス?」
「えっ!?そ、それは……その……なんといえば……」
急に変なことを聞かれたレクスは挙動不審な動きをしながらゴミを片付けた。
「チャンスをつかむためにはどうすればいいと思う?」
「ええっと……」
「チャレンジだ。チャレンジしなければ、始まらないだろう」
「チャレンジ……」
「そうだ、チャレンジだ。一線を越えるんだ。レクス」
「う、うん…頑張ってみるよ………」
レクスは寝床についた。
(僕はこれからこの力を隠し続けながら生きていかないとダメなのかな……)
(もう、色んなことがあって疲れちゃったよ……)




