主な登場人物 【高校1年/夏休み以後】
※ネタバレ注意!※
第43話現在
<主要人物>
☆大澤 賢斗
神奈川県七海市にある七海高等学校に通う。1年A組。亮平の同級生にして、幼なじみ。物心つく頃から亮平と仲良くしてきて、クラスも中学2年生以外すべて同じという驚きの経歴を持つ。クラブは陸上部に所属しており、短距離のエースを入学早々さらって行ったので注目を集めている。通称『グランドの王子様』。亮平のことを恋愛対象として好きだと自覚している。
遂に亮平に告白したが、好きな人がいると言われフラれてしまう。しかし、それでもなお好きでいさせてほしいと言い、亮平をこれからも好きでい続けると断言した。
★柳原 玲菜
神奈川県七海市にある七海高等学校に通う。1年A組。入学式に遅刻し、由美子に案内されて会場になんとかたどり着けた、少し間の抜けた女の子。それ以来、由美子にお礼を言おうと思いながらも言いそびれたまま。気づけば由美子のことを目で追ったりしている自分に妙な感じを抱いていたが、それが由美子に対する恋愛感情と気づいた。
このままジッとしていても何も進まないと感じた彼女も、賢斗とほぼ同時に由美子に募り募った思いを伝える決意をする。
☆三宅 亮平
神奈川県七海市にある七海高等学校に通う。1年A組。かなりイケメンの少年で、女子からの人気が高い。吹奏楽部に在籍しており、楽器は弦バス(通常はコントラバスと呼ばれる)を弾いている。見た目はクールな感じだが、付き合うにつれてその性格に惹かれる女子は多い。しかし、本人は同じ部活に所属する宮部由美子のことが好きなので、他の子には関心がない様子。亮平本人は気づいていないが、弦バスを弾く姿から『弦の貴公子』と呼ばれている。亮平が賢斗の思いに気づいているかどうかは不明であったが、遂に告白され、賢斗の思いを知る。
好きな人がいると言ったものの、賢斗の思いをシッカリと受け止め、逃げたり背いたりすることなく、あくまで自分を好きでいてくれる大事な人であると賢斗を見なしている。
★宮部 由美子
神奈川県七海市にある七海高等学校通う。2年E組。天然系の女の子で、その愛くるしいキャラから男女共々、友人が多い。フルートを吹き始めて以来吹奏楽の虜になっているが、最近は亮平に対して何か意識をしてしまうことが増え、少女マンガを集めて恋のお勉強となどと言っている。玲菜の想いには現在、まったく気づいていない。
<クラスメイト>
☆戸口 誠
賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。冷静な性格で、賢斗の想いに気づいている。
☆山崎 琴弥
賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。玲菜のことが好きな熱血漢。
☆日高 優
賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。純粋な性格で、それゆえ友人から相談を受けることも多い。
★前橋 こころ
賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。玲菜の気持ちを薄々感づいている様子。
★藤岡 知未
賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。賢斗のことが好きで、菜穂の件は知らず、亮平と賢斗の件も気にしないフリをしている様子。
★畔上 菜穂
賢斗の気持ちをする数少ない人物。賢斗のことを今でも好きだが、友達でという約束を守るため、その気持ちを隠している。賢斗は彼女に亮平に関することを相談するようになっている。
★久遠 遥子/枝野 文香/菅原 英理子
3人とも賢斗と亮平、玲菜のクラスメイト。賢斗の転落事件の間接的原因を作ったため、彼に対して少し後ろめたい気持ちがある。
<玲菜と関わる人々>
★大中 美羽
美術部の先輩。3年生。
☆大久保 稔
美術部顧問。
☆栗山 修也
水泳部で体育科の生徒。1年B組。実は玲菜のことが好きで、彼女に告白したが一瞬でフラれた。玲菜の気持ちに薄々感づいている?
<賢斗と関わる人々>
☆大澤 達哉
賢斗の兄。美羽と付き合っている。
<亮平と関わる人々>
☆水谷 春樹
吹奏楽部の先輩。何かと敏感な性格で、視線や会話、表情などから賢斗の想いに完全に気づいた数少ない人物。しかし、それを一切口外していない。
☆本堂 拓真
吹奏楽部の先輩。大らかな性格で、何が起きてもあまり動じないタイプ。過去に同性に告白された経験がある。
☆大岩 智志
吹奏楽部の同級生。勝手に亮平を恋愛経験豊富とみなし、彼に恋愛相談を持ちかけている。
★加藤 愛実
亮平の所属するパートの紅一点。
<由美子と関わる人々>
★大谷 沙希
吹奏楽部の同級生。お嬢様タイプだが、親しみやすい性格で友人が多い。測らずとも玲菜と接触し、その気持ちを知ってしまう。
★井上 佳菜
吹奏楽部の後輩。玲菜とは体育の時間で同じ組なのだが、その玲菜の様子から沙希か由美子のどちらかに彼女の普通ではない感情に薄々気づいている。