■シーン4(ディラ、ダナ、コーラ)男1女2
■シーン4(ディラ、ダナ、コーラ)男1女2
(※シーン0にキャラクター説明が載っています)
宇宙民間船ナナシのコクピット。宇宙を航海中。
ディラ「おっはようございっまぁすっ!(服を整えながら。バタバタと駆けてきて自分の席につく)」
ダナ「おう」
コーラ「おっ。おはよ~ディラ」
ディラ「ふぁぁ……(伸びをする)」
ダナ「寝過ぎだぞ。船長?」
ディラ「ううう。その呼び方、全然慣れませぇん。ってか! クロム様はきっと帰ってきて下さるんだからっ! ボクのことは今まで通り呼んでくださいっ!」
コーラ「あははっ」
ダナ「ククッ。はいはい。わあったよ。ディラ。お前はまだまだ。だもんな」
ディラ「そうですっ! まだまだっ! ……まだまだ、姫どころか、何も」
コーラ「ディラ~。あんなあ。左舷2万メートル先。地図に乗ってへん惑星があるみたいなんよ」
ディラ「(歓喜)えっ! (ダナ&コーラ「行ってみた~いなんて言うなよ(言うん?)」)行ってみた~いっ!!」
ディラ「えっ」
ダナ「ダ、メ、だ」
ディラ「ええっ!」
コーラ「あかんあかん」
ディラ「え~っ? どうして~?」
ダナ「危険区域だったらどうする。この間みたいにな、キャギラがうじゃうじゃわいて出たら困るだろ?」
コーラ「せやで。ディラ。クロム様がおらんねんやから。うちらだけで無理は出来ん。ザコ相手ならなんとかなるけどなぁ」
ディラ「ぷう~」
ダナ「意地悪言ってるんじゃねえんだよ。ただな。オレらはただの警備船なんだ。細けえことはダルダディアの旦那に任せときゃあ良いんだよ」
ディラ「ちぇ……」
コーラ「本当は、首突っ込みたい気持ち、あるんやけどね。でも、今他のクルーが帰省してて。
うちらだけやん? ディラは大事な跡取りで。国の宝なんやから。かすり傷一つつけさす訳にいかんのやよ。わかるな?」
ディラ「でも旅には出ろって……」
ダナ「形としてはな。それもお前の役目だ」
ディラ「ボクは本当のアイゼルの王族じゃないのに。ですか?」
コーラ「うん」
ダナ「血なんて関係ねえんだよ」
ディラ「でもクロム様は……」
コーラ「――っ! ディラ、ダナ! 敵船体をキャッチ! ――真後ろっ!!」
ダナ「はあっ!?」
ディラ「えっ!?」
突然現れた敵船体に砲撃されてしまう。
ダナ「うああっ!!」
コーラ&ディラ「きゃああああっ!!」
ディラ「っ!! ダナ!! 立て直し――!」
ダナ「わかってるっ! 旋回して逃げるか!?」
コーラ「待って! あの黒い躯体――エドガー!?」
ダナ&ディラ「えっエドガー!?」




