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03

他の誰かと手を繋いで欲しくないので、両肩落としました。


他の人のところへ行って欲しくないので、両脚落としました。


他の人の声を聞いて欲しくないので、両耳潰しました。



それでもまだ動こうとしていたので、

私以外のため動くあなたを見たくないので、

私以外のために動いて欲しくないので、

身体を縛ってみました。


部屋が真っ赤に染まってしまいましたが、模様替えをしたということで、みんな納得してくれるでしょう。



あなたが私と共にいてくれるなら、

私はそれ以上を望みません。

それだけで満足します。



ああ、私ってなんて健気


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