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第8章

 ディール島内・広場。

「とうとうここまできたわね」

「ああ。 それにしても、ここまで何もなかったのが不思議なくらいだ」

「もしかしたら、この先に何かあるのかもしれない。 油断は禁物だ」

 フェイルの言葉に、5人はしっかりとうなずいた。

「先を急ぎましょう」と、ユリー。

 6人は広場を抜けて、ルシアのいる王の間のひとつ前の扉で立ち止まる。

「開けるぞ」

 フェイルが手を触れると、扉が開いた。

「待っていたぞ。アレス島の戦士たち」

「おまえは誰だ!?」

「我が名はシルヴィ。 ルシアさまの側近。 おまえたちをここで倒す!!」

 シルヴィの宣戦布告に、エリーたちは臨戦体制に入る。


 そのときだった。

「みんな!」

「シンクレア!!」

「無事だったのね」

「よかった…」

「言ったでしょう。必ず追いつくって」

「そうね」

「ようし、7人そろった俺たちの力を見せてやろうぜ!!」

「そうだな」

「みんな、いくぞ!!」

「おう!!」


 シルヴィが繰り出す攻撃を7人は分散してよけた。

「なかなか手ごわいな。ルシアの側近のことだけはある」

 フェイルの言葉に誰もがうなずいた。

「でも、こっちも負けてはいられないわ」

「ユリーの言うとおりだ。みんな、一斉攻撃だ!!」

「アクア・ウオーティ・フリーズ!!」

「イリュージョン・スターディン!!」

「アクア・スティアー・サンド!!」

「ファイアリー・インフェルノ!!」

「ウインディ・ハリケーン!!」

「無駄だ。 ブラック・ファイヤー!!」

 シルヴィの攻撃が7人を襲った。



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