表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/14

第4章

 レイリアの助言を受けたエリーたちは、再び森へと進んだ。

「もうだいぶ進んでるな。 どうだ? 様子は」

「全然変化がないわ」

「おかしいわよね。 とっくに攻撃してきていいはずなのに…」

「見て。お姉さま」

「なに? エリー」

 ユリーはエリーの指差したほうを見た。

「森の出口よ」

「本当だわ」

 エリーたちは出口を目指し、走った。

 出口へ出たとき、エリーたちを待っていたものは――

「待っていたぞ」

「おまえ達は!! ディール島の!!」

「そのとおり。 おまえ達が出てくるのを待っていたのさ」

「なんて、卑怯な」

「みんな、いくぞ!!」

「ええ!!」

「アクア・スティアー・サンド!!」

「ウインディ・ハリケーン!!」

「うわあ―っ!!」

「おのれ!! ブラック・バースト・サンダ―!!」

「きゃあ――っ!!」

「みんな!!」 と、叫ぶエリー。

「よくも!! エリーちゃん、いくわよ!」

「はい! アクア・ウオ―ティ・フリーズ!!」

「イリュージョン・ラビリンスミラー!!」

 エリーとシンクレアの攻撃で、かなりの兵士が倒される。

「すごいじゃないか!!」

「よくやったわ。 エリー、シンクレア」

「さあ、もう、残りの兵士は少ないわよ。 どうする気?」

「おのれ…!! ディール島の城で待っている。 決着は次だ!!」

「のぞむところだ!!」

 ディール島の兵士達は、引き返していく。

「やったわね!!」と、シンクレア。

「でも、ディール島の奴らがこのまま引き下がるとは思えないな」

 フェイルが言った。

「ええ。 どんな手を打ってくるかわからないわ。 気をつけましょうね」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ランキングに参加しています。
クリックしていただけると励みになります
HONなび・ランキング

ネット小説ランキング>異世界FTシリアス部門>「ETERNAL CRYSTAL」に投票
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ