表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/9

たこ焼きパーティー

 母からたこ焼き器が届いた。3年の教室まで行ってレシピを書いた紙を渡す。土曜日の午後に1年男子6名が招待された。全員で12人か。フル回転で焼かないと追い付かないな。


   *


 一旦家へ帰り、着替えて道具一式を持って高寺商店へ向かう。待ち合わせたわけじゃないけど途中で1年、3年の何人かと合流。


   *


 道具一式をセットして、全員が揃う。

「さて、鉄板開きです。しっかり振る舞ってください」

「振る舞って貰うのはいつものことだけどな」

 笑う3年生。

 食材の用意は出来ている。あとは焼くだけ。

 温まった鉄板にそれぞれ油を塗って、生地を流し込む。そこへ具をそれぞれ入れて、下半分が焼けるのを待つ。

「焼けたらひっくり返します。1本で返すけど、慣れないうちは2本使ってもいいです」

 それぞれひっくり返し、反対側が焼けるのを待つ。

「焼ければ出来上がりです。焼け具合がわからないなら刺してみるとわかります」

 そしてまたそれぞれ油を塗ってからの繰り返し。

 高寺さんは勿論として、全員がたこ焼き焼きに挑戦した。


   *


「大阪ではたこ焼きやお好み焼きでご飯を食べるって本当か?」

「する人も居るみたいですね。うちでは焼きそばとご飯なら普通ですけど。あとはうどん、そばとご飯とか」

「ラーメンライスみたいなもんか」

「それのインスタントがスーパーに入りましたね」

「本当か? それは是非買わなくては」

 普段からスーパーへ行くので前から知っていた。うちの店でも仕入れてもらおうかな。

まるか食品から「ペヤング らーめんライス おいしさ2倍」が発売されたのがこの年でした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ