小休止 ゲーテについての検証
※注意 本編とは関係ありません。あしからず。
ゲーテ
「何カネ?急にこんなところに連れて来て。私は忙しいのだよ。」
ルル
「どうやらゲーテ様について語るらしいですよ。」
ゲーテ
「ほう、そういう事カネ。……よし、ならば、存分に語ってやろうではないか。」
ルル
「……存分には語る必要はありません。なんせ1ページしかないのですから。手短にお願い致します。」
ゲーテ
「ページ?……何の事カネ?実に興味深いな。」
ルル
「ゲーテ様、下らない事に興味を示す必要はありません。さっさと終わらせて下さい。」
ゲーテ
「ルルよ。主人に向かってその態度はどういう事カネ?」
見下すような冷たい目でゲーテを見つめるルル。
ゲーテ
「……分かった。手早く終わらせるからそんな目で見るのをやめないカネ。」
ルル
「それではお願い致します。」
ゲーテ
「やれやれ、……全く、何故私がこのような事を……。」
ルルの無言の足蹴りが、ゲーテの背中を襲う。
ゲーテ
「……痛い。痛い。無言で蹴るのは止めないカネ。語れば良いのだろう。語れば。現在の私のイメージの元となっていると考えられるのが、ブードゥー教の死神ゲデだ。このゲデは言葉遣い、態度が悪く葉巻と酒が好物とかなり変わった種類の死神だ。」
ルル
「真面目じゃないところが、ゲーテ様にそっくりですね。」
ゲーテ
「ちょっと、そこ五月蠅いよ。私は態度が悪いだけではなく、これまでに生きた人間の履歴を全て把握しているため、誰より博識なのだよ。それにこの物語では、最高位妖魔の一人として登場しているのだよ。素晴らしいとは思わないカネ。」
ルル
「ああ、そこはこの作者の過剰評価としか言いようがありませんね。」
ゲーテ
「そうそう、このサクシャの過剰評価だ、って、いや、いや、ちょっと待ちたまえ。過剰評価なんて事は無い。そもそもサクシャとは何だね?ああ、分かった、分かった、そこまで言うならば、この私が最高位妖魔と呼ばれる所以を見せてやろう。」
ルル
「はい、お時間です。ゲーテ様、お疲れ様でした。」




