竜人族
どうも、初投稿です。
小説の書き方なんて分からない奴がかきました。
読んでってくれたら嬉しいです。
ここは、人が辿り着くのが困難な秘境。
そこに、竜人族の村がある。
「おい!待てよ!」
「うるせー!鬼ごっこで待つ奴がいるかバーカ!」
元気に走る子供達。
「こらこら、森の奥には行かないでちょうだいよ。」
心配そうな顔で言葉をかける子供のお母さんであろう女性。
そんなよくある小さな村。
「おいおい、ジェス、もうバテたのか?なっさけねーなー」
周りの子供達とケラケラ笑いながら言う。
「ハァ、だ、だって、僕あんまり体力無いからさ...」
苦しそうに息をきらして言う少年。
「お前それでも竜人かよ!リュートを見ろ!竜人じゃねーのに俺らより俊敏に動くし体力もあるぜ」
と、木の上を指さす。そこには、1人の少年がいた。
「まぁ、そんな落ち込むなジェス、俺はみんなと違って竜化出来ないし、竜化されたらお前にだって負けるぜ。」
と、木から飛び降りジェスと呼ばれた少年に手を伸ばす。
「あぁ、ありがとう、リュート」
リュートと呼ばれた少年の手を掴み起き上がる少年ジェス。
「お、んじゃリュートが次鬼な!皆逃げろー!」
さっきジェスを小バカにした少年が叫ぶ。
皆子供とは思えない身のこなしで森を駆け抜ける。
リュートが、ニヤッと少し笑みを浮かべ走り出す。
そのすぐに。
「チクショー!お前なんでそんな速いんだよ!」
と、さっき皆に向かって叫んだ少年。
「まぁ、俺は森で育ったからな、お前らとは格が違うんだよ」
と、笑顔で返す。
「竜化しちまえばお前より速いんだからな!」
少年が不貞腐れた顔で言う。それにハァとため息混じりにリュートが。
「お前が竜化は無しだって言ったんだぜライト」
すかさずライトと呼ばれた少年が。
「あーもう、うるせー!分かったよ!俺が鬼だよもう!さっさと逃げろ!」
と、少し怒った様子で言う。
呆れた顔で歩くリュートが。
「お前、ジェスばっか狙うなよな」
ニヤつきながらライトに言うリュート。
「わーってるよ!早く行けよ!」
イラッと来てる様子のライト。
するとそこに1人の大人が歩いてくる。
「おう、お前ら、そろそろ戻らねーとカーチャンに叱られっぞ~」
大きな熊を抱え笑う男の大人。
「ジルバおじさん!今日は熊肉!やった!」
リュートがはしゃぐ。
「ヘイヘーイ」
拗ねた様子のライト。
既に夕暮れ時、森の中はモンスターなどが多く危なくなる時間になる。
こういった普通な村、それがここ、竜人族が
住む村。
そこから数十キロ離れた場所に、数十台の車と数百にも及ぶ兵士達。
先頭の車が止まり、ドアがあく、そこから降りてくる男が。
「ヨーシ!今日はここに寝るとする!直ちにテントを張り、交代で周辺の見張りに当たれ!もうすぐ竜人族の住んでる所だ!気ィ張って見張りすんるだぞ!」
長身で丸いサングラスをかけた男が1人の男に声をかける。
「ハッ!」
一言発し、すぐさま去る。
読んでくださった方、ありがとうございます。
何となくでかきはじめました。続きは、話が思いつき次第に書いていきます。