第5話
今日退職と退寮を済ませ家に帰ってきました
さて、もう心機一転!一人暮らしして少しでも大人になった所を見せるんだ!!
ただいま〜!かえりまし
もー!!まじ可愛いんだからうちの猫!!
「せめてちゃんと最後まで言ってからにしなさいよ」
「あ、ママただいま〜だってフィグ可愛くて可愛くて…」
「ほら〜フィグイカ耳してんじゃん」
「そんなことないよ〜ね〜フィグ、あイカ耳だわごめんフィグ」
「ママ〜今日の夕ご飯何〜?」
「ホッケの干物」
「お肉は?」
「魚肉ソーセージでも食べてなさい」
「ギョニソ嫌いだからチーカマ食べるわ」
「それ花音が買ったやつだから食べると殺されるよ?」
「珍しいね花音が何か買うの」
「天音が出た後はセコマで色々買ってたよ」
「あーセコマ近いしね、そう言えば知ってる?セコマって本州にもあるらしいよ」
「知ってる」
「流石マミー」
「逆に知らなかったの?」
「……何かスイーツ無い?」
「シュークリーム買ってあるよ、安かったから4つ」
「食べていい?」
「夕飯の後ね」
「知ってる〜」
「ゼリーあるよ」
「何のゼリー?」
「安い何時ものやつ」
「あーいつもの」
「何か文句でも?」
「いや好きだから嬉しいな〜と」
「はいはい」