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人間そっくり  作者: おふとんくるとん
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人間そっくり

書きます!

「袖ケ浦さん。ちょっとこちらへお越し頂けますでしょうか?」            そんな看護師かんごしの声が、不意ふいこえたのだ。         女性看護師の声だった。聴きおぼえのある声だった。よくわたしの病室にはおとずれるひとりの声だった。   看護師は、白衣はくいに見を包んでおり、細身の体型をしていて、腰のラインがきゅっ、とくびれていて、胸も大きく、わたし好みの女性であるのをわたし自身が知っていた。               声の後に、わたしをかすかのように看護師が、病室内に入ってきた。   「よろしいですか?」     念を押すようにベッドに横たわるわたしに向けて言ってきたのだ。声は静かであったが、有無うむを言わさぬ強さを秘めているのは、わたしにもわかっていた。    

 わたしは、仕方しかたなく従った。彼女らは、病院内で患者に対して強大な権限けんげんゆうしていた。     どうやらしたがうしかなさそうだった。    看護師は、少しふらつくわたしの手首を取り、誘導ゆうどうするようにつめたいリノリウムの廊下を進んでいった。

御読み頂きまして、誠に有難う御座いました!

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