page.134 閑話 霞が関の片隅で
何か先週は日間ローファンの60~90を漂っていたっぽいあるある話。
アクセス解析の7日間のPV数は8,122!直近2日は100位なのに平均すると1日1000PV!?
どういうことだ、苗木!!!
そして気づいたというか思い出したら初投稿日が2022/07/06と
今日時点で三周年経過済みだった! ここまでの投稿話数は158話!?
やっぱりどういうことだ、苗木!!!!!
「庁官、例の人物から回答が。参加するとの事です」
「そうか。それは良かった。……が、彼には申し訳ないね」
「全くですね。北海道解放の立役者の実力を疑問視するなど」
「映像・資料だけで見聞きしたのでは本人の実力が見え辛いのは確かだろうね。あれだけの戦力を一個人が高々1・2年で整えた事実から目を背けているのは違いないが」
「いや……違うか」
「と、言われますと?」
「今回の件、中心となって騒いでいるのは現在の老害共の派閥の次代と目される連中だが……
動機を見誤っておったかもしれん。」
「彼の持つ利権・資産目当てではなく?」
「無論それらが目的ではあろうが、動機自体は恐らく、嫉妬だ。」
「嫉妬……ですか?老害共の有形無形の遺産を受け取るであろう彼らが?」
「うむ。自分達を”上流階級”等と錯誤しておるが故に。耐えがたいのであろうよ。自分達が持つであろう財産以上の資産を”下流階級”と見下す者がよりにもよって”自力”で築き上げるという現実が。」
「何と愚かな。妬むくらいなら……」
「自分達も、か? 出来ると思うか? あの老害共の複製型養殖が。己一つを頼みに稼ぐなど。出来んよ。あれらに出来るのは親と同じ。豚の様に家の資産を喰い潰す事のみよ。それを彼らも自覚はしているが故に、妬み・成果を掠め獲ろうとする。まぁ、見ておれ。
結果は只管に無様な物であろうよ。」
「奴らの下らぬ企みが成功するなど露程も思いませぬが。結果、彼が本国行政への印象を……」
「それこそ有り得ぬ、と思えば我々もあの連中と変わらぬな。彼が何某か要求する場合には可能な限り応えられる様に私の名前で人員の手配は準備しておいてくれ。」
「はい、国防庁官。」
ネタバレ:
ショッカーめいた悪の軍団組織ではなく、悪代官サークルレベルの集団がこの騒動の黒幕です。
上手く描写出来た気がしないのでネタバレ解説をブン投げる底辺作者の浅知恵とご笑納の程を。




