page.123 失われた二学期を特に求めずと言ったな、騙して悪いが(ry 3
「で、今の所。ウチが何をやるかは決まっていない、と」
「ああ、資金・人材があるからやろうと思えば何でも出来るのが逆にネックになってな」
「部長にお伺いを立ててから、と言うのもありますな」
「別に俺の意見とか……誰か、何かやりたいの無いの?」
すると隣にいた志子ちゃんがおずおずと手を上げて。
「あの、旦那様。さっきのクラスでも取り上げられていましたが、”メイドキッサ”とは一体何なのでしょうか?
冥土に関わりがあるのでしょうか?」
おや、そこから……だよなぁ……
日常生活でメイド喫茶とか関連性が薄いというかほぼ関わりないしなぁ……
「鍵瑠ー」
「はいはい、お任せですぞー」
俺も別に知識として知ってるだけで、〇×県には実物が無いから行った事ないし。
行ってみたいだけで行ける程、AKIファー原は近くはないのである。
そんな俺が知ったか振って騙るより、年2の”お祭り”に欠かさず参拝して、AKIファー原にも通っている鍵瑠の方が詳しいだろう。
そんな鍵瑠の説明を一通り聞いた志子ちゃんが、
「そうですか、冥土は特に関係ないのですね……」
と、ションボリしていたので、
「ねぇ、旦那……」
と言う淡姫ちゃんの声に。
「よし、やろうか!冥土喫茶!」
言わざるを得ない?いいや、言うね!
「やろうか、と言うけどそもそも冥土喫茶、ってどうすんだ?」
「ですな。」
「いいか?冥土喫茶とは今まで存在しなかった代物だ……」
「ですな」
「聞いた事ないな」
「つまり、俺達が好き勝手に定義を決められるんだよ!!!」
「「な、なんだってーーー!!!!!」」
そう、誰が何と言おうと、俺達が用意した・する。それが、それこそが冥土喫茶だ!!??
冥土喫茶ネタは黄泉大毘売命の辺りから考えていた。
どうなるのかはまだ決まっていない。(オイ




