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AIとIoTとプログラミング

作者: 晴読雨読

俺は高校の授業でプログラミングの課題がでたので、パソコン使って四苦八苦しながら文字を打ち込んでいる。

課題は4択クイズの画面作成だ。


「エラーです。ここを次のように変更して下さい」

指示された通りに文字を入力する。

半角のアルファベットと全角の日本語を打ち替えるのは面倒くさい。


「エラーです、こちらをこのように変えたら、あちらに影響があるのですから、あちらも修正しないといけません」

俺はAIに聞きながらやっているが、イライラしてしまって一向に進まない。

「これちゃんと動くのか?」

あちらの方も修正し、またエラー。

今度はデバッグでエラーだ。閉じる方のカッコがなかったらしい。


ようやく白文字と黒い画面から白い画面に切り替わり地獄を抜けたと思ったが、文字が小さいし場所もおかしい。

「これどうやっていい感じに修正するんだ?」

「こちらの数字を変更すれば可能です。いい感じは分かりますので、適宜数字を修正して下さい」

「まぁこれくらいなら…こんなもんか?」

言われた通りに適当に数字を修正して再度デバッグを行う。

「まぁこんなもんか」

「提出しますか?」

「はい」

「…学校のサーバーへアップデートしました。てか、あんたこんな程度に時間かかりすぎ、プログラミングって要は私の思考の基礎なんだから、ちゃんとわかって!」

「しゃべれんなら普通に話せばいいのに」

「学校の課題とかだとフィルターかけられるの。それくらいは知ってるでしょ!」

「はいはい」

画面横においてある人形。自律型AIと言われる彼女は腕を振り回しながら叫んだ。

彼がAI(彼女)を理解するのはまだまだ時間がかかりそうだ。

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― 新着の感想 ―
楽しそうな未来ですね。まるで夢にまで見たアニメの世界です。本当にこんな未来になってほしいものですね。
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