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君がいたから  作者: HRK
24/152

side 丹羽 大空



 みんなが知っているような歌をワンコーラスも歌わされてこっぱずかしい。二度と来るか。



 「すごい!これは!才能だ!ぜひ入部してくれ!!」


 部長や他の部員から謎の拍手を浴びて入部してくれって…。


 「丹羽くんは一応部員ですよ!」


 チビが余計なことを…。


 「来たことはなかったけど、僕のバンドメンバーなんです!」


 来なくていいっていうから入ったのにこんな展開アリかよ。いや、なしだろ。一人でボケツッコミをして何が楽しいんだ。俺はやらん。絶対にやらん。



 






 「なんでやらないんだよ。やればいいじゃん」

 「歌を褒められるなんてすごいことなんだぞ?」


 この人たちに話したのが間違いだった。ただの愚痴として聞き流してほしかったのに…。


 「じゃーあ、今からカラオケな」


 また行ったことのない場所へ連れて行かれるのか。留守番していたい。


 「一番点数低かった奴の奢りな」


 金ねーし。そろそろ校則なんて無視してバイトしねーとな。いつまでもこの人たちの世話になるわけにはいかないし。


 ・


 ・


 ・




 「お前やっぱ歌った方がいいぞ?いや、歌え?先輩命令」



 初めてのカラオケ大会、何故か優勝した。機械ぶっ壊れてるんじゃね。


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