表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
165/292

ナイトのピッピ 25

アーサー探偵団の全員がアダムの作戦に耳を傾けている間、呪いは突然現れた凄まじいオーラを放つ沙織を警戒していた。しかし、嬉しいことに呪いの核となった人間が殺そうとした人間も現れた。だが攻撃しようにも、その場には厄介な短足犬もいる。


この人間の魂を代償に呪いを発動しようとした時、突然現れた鳥だけなら、数の暴力で仕留めることなど簡単だった。だが、その後バイクに乗って現れたあの犬によって戦況が一変した。鳥を仕留める攻撃をことごとく狙い撃ちされて仕留められなかった。


かといって犬をゾンビ鎧武者達で攻撃するとマシンガンで倒され、ゾンビ鳥で攻撃すると今度はショットガンの連発で近寄ることさえ出来なかった。その後は膠着状態がつづいたが、焦って突っ込んできた鳥を仕留める絶好のチャンスを突然現れたトラに邪魔された。


『忌々(いまいま)しい奴等だ。だが今は駄目だ。少なくともあの犬と強大なオーラを放つあの女のどちらかがターゲットから離れなければ・・・この人間の願いを成就出来ず、俺は真にこの身体を乗っ取れない』


アダム達が動く。


呪いの思いが通じたのか犬と巨大なオーラを持つ女が別れた。

夜はさらに深まり、それと比例するように呪いの力が強まる。呪いはその力でもってこの山に眠る全ての怨念を呼び覚ました。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ