Exパーフェクトミネアさん
トラン国の宿屋に詰められて暇である。
ろりっこデコメガネ司祭がもうひとりのロリっ子シスターに声を掛ける。
「サーシャ! ありがね全部出しな!」
「んまあ! ミネア、いくら欲しいの?」
「うーん、金貨10枚(※)ぐらい?」
※日本円で100万円相当
「HaHA! はい、どうぞ、拾って」
ちゃりーん
銅貨が10枚ほど転がる。
※日本円で100円相当。
「ムキー!! わたし、金ピカの方がほしいのですけど?」
「磨けば光る素材よ、それ」
「ムキー! あ、でも神様の奇跡を込めたら凄い高値で売れたり? こう、理論的にお守りとか聖遺物とかもそういうもんよね?」
「ミネアはそのうち罰あたると思うずら。
ところでお金を何に使うつもりなの?」
「うーんと、カジノ! この国、カジノがあるんだって」
「聖職者が入って良いところじゃねえよ」
「ぶー。サーシャも興味あるくせに。
で、私も聞きたいのですけど、サーシャ」
「なに?」
「なんで頭の上に本を載っけてるの?アクセサリ?」
「暇なので姿勢を良くする訓練してました。オーセンエンデさんが子供の頃にやらされてたんだって」
「へえー」
「たぶん胸が馬鹿でかくなる秘密」
「へえー、よっと。この聖書が一番大きそうね」
「もしかしてミネアは本の大きさで胸が変わると思ってる?」
「え? 違うの? う、これ結構難しくない?」
「そう? 私ぐらいになると載せたまま歩けるよ」
「む。サーシャが出来るなら私も余裕のはず、うん、10分待って」
「それじゃ10分後に勝負しようか? 勝ったほうが夕飯後のデザートを総取りね」
「ほう、ほう・・・。ね、サーシャ、このピカピカのコインで手を打たない?」
「銅貨じゃねえ。はい、決まった決まった。訓練訓練。じゃあ私は隣の部屋行くから10分後ね」
「ムキー!!」
「なんならそのコインを10分磨いてても良いよ、ミネア」
「サーシャは地獄に落ちる・・・! 死後その報いを受ける・・・!(涙目」
「HAHAHA! 10分後ね!」
――10分後。
「・・・サーシャに審判役をって頼まれて来ましたけど、これどういう状況?」
「うう、オーセンエンデさん、サーシャがひどいの、聞いて!」
「ミネアの自業自得ずら」
「うう、いわないでぇ」
「綺麗に取れる魔法ってあったかしら・・・」
「痛たた・・・!」
ミネアが本を糊付けして髪の毛に絡ませていたのだった。
無論、米粒の糊程度では本を固定できるわけもなく。
「これミーティア教の聖書? また罰当たりなものを・・・」
「配るほどあるから良いのです。そう、大切なのは本ではなくて中身。神の教えは本に閉じ込めるべきではないのです・・・!」
「ミネア司祭はそろそろ司祭から降格されるべきだと思うずら」
「ムキー!」
「・・・カジノじゃないけど、ふたりとも温泉行こうか?」
「「温泉!」」
「そこのデザートは絶品よ。苺大福っていうの」
「・・・サーシャ」
「はいはい。ミネア、さっさとコインを寄こせなのです。賭け事はそれでなし」
「yahaaa! サーシャ大好き!」
「わわわ、髪の毛くっつけないで、ってこら」
取っ組み合いをするロリっ子を連れて隠れ谷の温泉へと向かうのだった。
なんの事件もない平穏な日。
しれっとサブタイトルを変更してみました。




