少女少年と一風のShow must go on!
■少年少女 Episodic.5■
土佐堀筋を一路東に進むと大阪城が見えてくる。そしてその方向にネオ大阪城ホール…。
少女少年がスーパージェットバイクを、正面玄関をぶち抜いて侵入して行く!
少女少年はバイクをストップさせると自身のCore brainを瞳オーロラビジョンに立ち上げる。
少女少年
「OK Core brain!モントレーポップフェスティバル出して!」
少女少年の瞳を経由して空間に浮かび上がる伝説のコンサート!1967年6月16日から18日までの3日間、アメリカ合衆国カリフォルニア州モントレーで開かれたロックがメインで行われた大規模な野外コンサートが……。
少女少年はジャニス・ジョプリンをピックアップすると、自身のCore brainから中央コントロール室のメインコンピュータにハッキングを始めた。
一風も少女少年と同じく自身のCore brainから、60'sヘイトアシュベリーのヒッピースタイルと検索をして、瞳オーロラビジョンからサイケデリックなコスチュームをピックアップしていた。
一風
「ねえ…!このヒステリックグラマーなジャケットとパンツ良いと思わない?」
少女少年
「あら…!とってもクレイジーでクール!」
一風は自身の瞳オーロラビジョンから、具現化システムを選んでタッチパネルのチョイスしたコスチュームを選択する。すると数分後に具現化したコスチュームが現れてきた。
一風はチョイスしたコスチュームを着て、ステージ中央にスタンバイする。
少女少年はハッキングしたコントロールパネルから1967年6月16日〜18日モントレーポップフェスティバル野外コンサートと入力してエンターボタンをタッチした。すると当時の大観衆がネオ大阪城ホール客席に現れる!
少女少年
「さあ!一風!Show must go onよ!」
一風
「Ok everybody!Groove & Hopping!」
Cone on Come on Come on
Didn't I make you feel like you were the only man, well yeah,
An' didn't I give you nearly everything that a woman possibly can ?
Honey, you know I did!
And each time I tell myself that I, well I think I've had enough,
But I'm gonna show you, baby, that a woman can be tough.
一風が大観衆の前でジャニス・ジョプリンになりきってシャウトした……。過去と現在がクロスオーバーして交わり、一風はパーフェクトなパフォーマンスを披露したのであった!
少女少年は一風のパフォーマンスに合わせて、ステージ上でダンスを披露する。そのダンスは事前にCore brainから瞳オーロラビジョンから取り込んでいたMichael Jackson!
一風の歌声と少女少年のダンスが大観衆を魅力する……。そして二人のコンサートは終わった。
Party is over……
満足した二人は、ネオ大阪城ホールを後にして新ルート43号線を西に向かって行った。
To be continue.