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俺の家族はものすんごい  作者: ゆうしゃめちおにん
2/5

1話 俺がまさかの結婚...だと?

本編スタートです。のんびり書いていきますのでよろしくお願いします。

—カーンカーンカーン

荘厳な鐘の音が響き渡る。

今日、このものすんごい暑い夏の炎天下の下、俺 日向(ひなた) (いさむ)は結婚する。横には花嫁姿の愛しい恋人 愛野(あいの) 晴美(はるみ)がいる。

正直、美人すぎる。

え?女神か何かですか?あっ、今ニコっとした。やべっ、俺鼻血出てないよな?

そんなこんなで、誓いのキス。やべぇ~唇柔らけぇ~。

俺ってば今までよくこいつを押し倒さなかったよなー。いや、マジで。

前に子供作る話したら、


「チュッ♡これで子供ができましたねっ♪」


これには耳を疑ったぜ。リアルに( ゜Д゜)←こんな顔したわ。キスされたのはめっちゃ嬉しかったけどな。それよりも衝撃が上回ったって感じだ。

そのあと懇切丁寧に保健体育の講義をしてやったら真っ赤になってたけどな。

あ、余計なこと考えてたら新郎挨拶じゃん。コホン。


「皆さん、お忙しい中私たちの...(中略)。二人で幸せな家庭をつくっていくので、どうか皆さん見守ってください。以上であいさつを終わります。ありがとうございました。」

パチパチパチ...


その後は、恋人改め嫁の友達にキャーキャー言われながら写真を撮ったり、友達連中から怨嗟の念を込めながらの呪い(しゅくふく)を受けたりと、和やか?なムードで式を終えた。

二次会でしこたまどんちゃん騒ぎをして、三次会で潰れ、それでも朝まで飲んで騒ぐのをやめなった。いやー楽しかったね。もちろん次の日は新婚早々二日酔いでダウン。困った顔しながらも世話してくれる嫁がもっと好きになったな。え?嫁は酔ってなかったのかって?バカ言っちゃいけない。嫁はザル(・・)だからな。それからしばらくして、妊娠がわかって、一人目が産まれたあたりで、俺の昇任が決まった。それから、結局四人目までつくって...こういうのを幸せの絶頂っていうんだろうな~。口元がにやけるのがわかる。あ~このまま続けよ~、この幸せ。


ばばんばばん♪ばばんばばん♪

「ッッ!?」


敵襲!?なんだいきなり!


「おはようございます。ずいぶん気持ちよさそうに寝ていましたね。」


天使のような笑顔を向けてそんなことを言ってくるのは、言わずもがな俺の嫁だ。

そして思い出す。朝が弱い俺が悪ノリで変な目覚ましをセットしたことを。二度とあの目覚まし使わねぇ。


「ああ、ちょっと懐かしい夢見てな。」


「どんな夢ですか?」


「結婚当初のことさ。」


「それはたしかに懐かしい夢ですね。」


そういいつつちょっと頬を朱くする嫁。はは~ん?なんか恥ずかしい思い出でも思い出したな?かわいいやつめ。


「んで?なんだ?俺のだらしない寝顔を見に来ただけか?」


「もちろんそれがメインですが、朝ご飯できてますよ。みんな揃ってるんですから、早く降りてきてくださいね。」


「へーい。」


今日も日向家の朝が始まるのだった。


一話から甘くしすぎたな...こんな感じがずっと続きます。作者の心が折れない限り...

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