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03. 高嶺の花
次の日
国語の時間。
授業内容も上の空に昨日、父が言っていた超能力について考えていた。
それにしても・・・、昨日の話が本当だったら人生バラ色だね。
馬券当てたり、パチンコ当てたりし放題じゃん(※未成年なので出来ません。良い子は真似しないでね!)
宝くじの番号とか、どうなんだろう・・・。
にやにやが止まらない。
「次、高嶺さん、読んでください」
先生が学年一可愛いとされる、高嶺花仍を指名した。
「はい」
高嶺はスッと立ち上がり、指定された文を読んでゆく。
「桜を見つけたカエルはそれを友達に見せたいと思いました。でも、友達は姿を見せることができませんでした。何故なら・・・・」
高嶺は俺のななめ前の席で、丁度横顔が見える。
短く綺麗に切りそろえられた髪。
大きな瞳、長いまつげ、小さくピンク色の唇。
すらりとした体。
全体的に色素の薄い、白い肌。
正直、横を通るだけでいい匂いがする気がする。
高嶺ちゃん、可愛いなぁ~。
はぁ~。本当に超能力が使えたらなぁ~。




