始まりはいつも独り。
僕は、ファンタジー小説は初めてですが、一生懸命に作っていきますので、どうぞ、読んでみてください。
「キラリと光るレイピアに。やっと買ったよ魔法のローブ。可愛い可愛いありすちゃんのお通りだい。」
って、
「マニュアルによると、ここにスライムが現れて、宝箱を置いていく、それを開くと。」
「じゃーん。スライムの登場じゃーん。」スライムはほざいた。
「ウソ。マズイよマズイよどーしよ。」
私の名前は、藍田ありす。まだまだ、新米魔法使い。上級魔法使いに憧れてるへたれです。ママはいつも優しくて、私のことを可愛がってくれる上級魔法使いなんだけど、パパはお堅いお役所仕事の剣士です。いつも、
「勉強しろー。」
ってやかましくってさ。もちろん私は文武両道沈着冷静な魔法使いのつもりなんだけど、本当言うと、まだまだ、弱小見習いの魔法使いなのであります。
でもね、私には、夢があるの。そう。
「打倒大魔王。」
「この世の中の掌握」
「そして、幸せな世界創造。」
ふはははははは。これが、私の夢。
って、こんな所で、夢を語ってしまっている私がいるのである。
実は、この魔法の世界には、大魔王がいて、悪いモンスターたちを使って悪事を働いているんです。
そいつらを、やっつけてください。
というのが、今の、私たち、クレマチス王国の、約束なんですが。もう、
「何百年も倒せてない。大魔王が倒せない。大魔王を見た人がいない。」
というのが、本音で。その、任務を果たすために、教わった最初の魔法の言葉は、
「皆で愛を。さあ、歌えよ皆で。」
ってこんな時に歌っててどうするっていう感じです。
私には最高のお友達がいます。私の友達は藍田ありすさん。今晩は、みなさん、私は、如月きららです。
ノートブック魔法学院に通っている一番のお友達です。
私は、エルフつまり妖精の血が通った、魔法使いなの。
この世界で、エルフは、少数派で、皆とは、少し違う行動をとることがあるみたい。そういう風に、学校の先生も、言っています。お母さんは、シバ種の妖精の血、父は、イフリートとの戦いで、相打ちになってしまった弓の使い手でした。ちゃんと、国王様からは、勲章もいただいたのよ。
母の家は、比較的に裕福で、ちゃんとした、暮らしをしています。毎日、おいしいスープを、二人で作っておいしく頂いています。クレマチス王国からも、お金を、貰っています。でも、何か足りないんだよな。っていつも思っています。でも、私は、自慢のお友達もいるし、ちゃんとしなきゃっていつも思ってます。
「きららちゃん。」
「あ。ありすちゃん。」
「おっはよー。」
「おはよう。」
「元気ないね。」
「そんなこと無いよ。元気だよ。」
といつもの感じでお話していました。今日は、ノートブック魔法学院の登校日です。
すると、私たち担任のゲラゲラ先生が、
「おい。早くするんじゃ。一時間目は、歴史の授業じゃぞ。」
とおっしゃるので、
わたくし、ありすは、
「はい、いま、教室に向かっている所であります。」
とふざけちゃったら、はい、テレポート。
「スライムじゃん。ヤバイな。」
独りで、戦えるかな、
「いくよ。スライム。」
「さあこいじゃん。いつでもおっけいじゃん。」
と、スライム、
「二匹目の登場じゃん、さあいくじゃん。」
「ふへへへへ、俺たち倒せるかなじゃん。」
って二匹かい。
「そうなったら、よーし。」
ありすは、逃げるを選んだ。
「逃げちゃうもん。」
ありすは、転んだ。
「いてててて。やばい。どうしよ。どうしよ。スライムに負けちゃうって。」
「待ちなさい。」
「きららちゃん。助けに来てくれたの。嬉しい。ちゅ。」
「それより、ありすちゃん、いくわよ。」
「せぇの。」
「ファイヤー。」
レイピアの先から魔法が飛び出す。炎が。
「あちちちち。」
「こりゃだめだー。」
スライムは、宝箱を二つ出した。薬草が入っていた。もう、一つの宝箱には、魔眼が入っていた。
「やった、魔眼ゲット。やったね。きららちゃん。」
「よかった。独りでいっちゃうんだもん、びっくりしたよ。」
「だって、先生が。テレポートさせちゃうんだもん。」
「じゃあ、歩いて帰ろう。ありすちゃん。」
と、話に花が咲く花のある二人でした。
続く
序章。 始まりはいつも独り。