日本皇国について
「奇機械怪」世界の設定というかまぁそんなもん。
世界設定的にはこんななってますが、主人公(屋形鉱作)が関わることは殆ど無いというか皆無というか……
奇機械怪・世界解説 日本皇国について
……とりあえず思いつくまま簡単な解説(たまに加筆修正します)
『日本皇国』
天皇制。と言っても政治には天皇は関わってない。
政治は政府機関がやってて天皇はその承認が主な仕事。
国教は神道。八百万の神を信仰すると言う形にしてキリスト教すら八百万分の一にして宗教の影響力を抑えている。
ちなみに天皇は国家神道の祭司長でもある。
仏教は現代社会以下に影響力を削がれている。
国防軍があり、その下に陸海空軍がある。人的交流も盛んにやってるんで軍派閥主義は発生してない。今のところは。
まだこの世界に飛行機はない。飛空船(飛行船)はある。と言うか飛空船が発達しすぎて飛行機が発明家の研究段階。
未来人たちに『魔改造』されちゃってるので結構強い国。
地球儀&世界地図的には今の地球と大して変わらない、現代世界と同じ場所にある。
広さはもうチョッと広い。南は台湾島、北は樺太までが領土。だが、それ以上は望まず広がろうとはしない。
代わりに領土内の警備は厳重。常に領海内を哨戒艦隊が巡回している。
特に鎖国はしてない。かと言って積極的に国際社会で激しく自己主張することもない。
とは言え、貿易はしているし、欧米諸国に商館は出している。商館で販売されてる和菓子は結構人気があるらしい。
主な貿易品目は、茶、茶器、農産物、海産物、工芸品、装飾品、陶器、漆器、絵画、絹布(織物)、機功。
一番外貨を稼いでいるのは機功。修理技術がないから出来ず、壊れたら新しい機功を買わねばならないから。ほぼ手作りで値段も高価いので海外上流階級の玩具的扱い。価値を解る人は解ってるんだが。
国際社会での位置づけは、中立的海洋貿易国家。下手に手を出すと痛い目に遭う(実際に何度か遭っている)。と、少なくとも帝国主義的欧米諸国からは認識されている。
この世界、明治維新はない。と言うか鎖国してないし江戸時代すらない。その前に統一と改革済ませて国際交流に入ったから。
日清戦争は起きてない。皇国は半島に手を出してないから、清国と喧嘩する理由がない。
「まだ」日露戦争は起きてない。起きるかどうかは判らない。一応五十年前に『軽く』樺太近辺で艦隊戦して日本皇国が勝利を収めて以降露西亜は日本領に手を出してない(代わりに「半島」の方に手を出して「露清戦争」が起きてたりするが、この物語には関係ない)。
なお、皇国初代総理大臣は織田信長だったりする。
何かこの世界に質問などありましたらコメント下さいませ。
コメント欄かその質問ネタにした短編で答えさせていただきます。
社怪人でした。




