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女神のゴーストライター  作者: 洞門巽
第一章 洞門巽
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第三話

 テントの中は薄暗い。当然、エアコン設備もなく、壁には扇風機が立てかけてある。外もそうだがテントの中はさらに暑くて臭い。


『なんだ。ずいぶん汚えガキが入ってきたな』


男とも女ともとれない年老いた声がした。


一体、何が起きているの⋯⋯。


『ここは未来堂、なんの用だ?』


私が黙り込んでいると、その声は静かに話を続けた。


『なんだ⋯⋯、巽さんの客人か。じゃあ、奥の部屋へ行け』


その声に導かれて私は奥の部屋へと入っていった。

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