風向き
皆さんに良い風が吹きますように
わたしは小さく祈ります
夜明けの風
朝陽の光の矢
山々が照らされてゆく様
それらを見ながら
いつか吹く
わたしの風がくることを信じて
わたしは小さく祈ります
わたしはちっぽけな小さな心の持ち主です
嫉妬ももちろんします
憎いとさえ思う心さえ、有ります
でも
皆さんに良い風が吹くなら
嬉しく思う心も
一緒に祝いたい気持ちも
もちろん有るのです
良い風の恩恵を受けたいという
ちょっぴり疚しい心も有ります
でも
皆さんが良い風を受ける様子は
何事にも耐え難い喜びに満ちているので
こちらも喜びの光を一緒に浴びている気分になれるのです
「おめでとう」
「良かったね」
「我が事のようです」
それらの賛辞を贈りながら
自分の心の中の嫉妬心を
鼓舞する思いへと昇華させるのに
実は必死です
「自分も頑張らなきゃ」
そんな風に思って
今日の風を受け入れるのです
胸いっぱいに吸い込んで
お読みくださり、本当にありがとうございます。