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隣人の食事

作者: 浦登 みっひ

「っぁ……」


 割れるような頭痛に苛まれながら、伊達刑事はアパートの自室で目を覚ました。

 既に陽は高いが、休日なので問題はない。このところ大きな事件もなかったので、突然呼び出しを食らう心配もないだろう。ということで昨夜は仕事帰りに行きつけの居酒屋で暴飲暴食の限りを尽くし、帰宅してから一日早い迎え酒を飲んで、気付けばこの時間であった。

 テーブルの上にはビールやストゼロの空になったロング缶が、青葉のビル街と見紛うほどに林立している。それを見上げながら、床に寝ていた伊達は誰にともなく


「クソッ」


 と、美矢城県警捜査一課の刑事らしからぬ一言を呟きながら体を起こした。伊達のありふれた休日の一コマである。

 ところで、寝ているだけでも腹が減るのは人体における七不思議のひとつではないかと伊達は常々考えている。昨晩あれだけ飲んで食ったものはいったいどこへ消えたのか。答えはアルコールによる頻尿と暴食による下痢。してみると七不思議でも何でもないな、と独り言ちながら、伊達は立ち上がり、玄関に出て靴を履いた。近くのコンビニで何か軽く食べるものを買ってこようと。

 若干ふらつきながら玄関を出て、煙草が入っている胸ポケットをに手を突っ込んだとき、伊達はすぐ横に立っている人影に気が付いた。


「……あっれ、この時間に指定してあんのに。時間指定したんならちゃんと居ろよクソが」


 と先程の伊達と同じ言葉を吐き捨てたのは、小荷物を抱えた宅急便の配達員である。心の声が漏れたのだろうか、あまり業務中に口にすべき言葉ではないはずだが、実は伊達も仕事中によく使う。伊達はこの配達員にそこはかとないシンパシーを覚えた。

 だから、というわけでもないだろうが、伊達はこの配達員が排泄物を指し示す言葉を吐き捨てた相手、つまり隣人の件が妙に気になった。あるいはこれが刑事の勘というものか。伊達は配達員に声をかけた。


「ぁンだ、居ねえのか、隣の奴」

「え? あ、はい、そのようで……」


 急に居住まいを直した配達員に代わって、伊達は隣の部屋のドアノブをガチャガチャと回す。ちなみに隣人とは顔見知りでも何でもなく、名前すらも知らない。なんとなく男だったような記憶がうっすらある程度。アパートには寝に戻るだけの生活だから無理もないのだが。


「お~い、宅急便でーす……ん?」


 そして伊達は気がついた。玄関のドアの鍵がかかっていないことに。

 伊達は躊躇なくドアを押し開け、ずかずかと中に入っていく。


「ちょ、ちょっとあなた、ここの人の知り合いか何かですか?」


 配達員が慌てた様子で尋ねるが、


「だいじょぶだいじょぶ、俺警察だから」


 と答えになっていない返事をして、伊達はリビングまで上がり込んだ。

 男の一人暮らしにしてはよく掃除の行き届いたリビング。伊達の部屋と同じ、ありふれた1LDKの間取りである。

 やはり人の気配はない――そう判断しかけたところで、伊達の目に異様なものが飛び込んできた。

 キッチンの前、食卓とおぼしきテーブルと、そこに広げられた料理。

 そして、その料理を前にして、椅子に腰かけた男の姿があった。年は二十代後半だろうか、黒いワイシャツにジーンズというカジュアルな服装の痩せ型の男だ。しかしその姿が異様と見えたのは、男の胸に深々と刺さっているナイフのためである。


「ひ、ひいっ!!」


 伊達を追って部屋に入ってきた配達員が短く、羽虫のようにか細い悲鳴を上げる。

 この瞬間、伊達は自分が余計なお節介を焼いたばかりに、貴重な休日が潰れてしまったことを悟ったのだった。



!i!i!i!i!i!i!i!i!i



 翌日、眠い目をこすりながら出勤した伊達を、後輩の片倉刑事が待ち構えていた。ちなみに七分の遅刻である。

 そこらのチンピラと変わらない風貌の伊達に対して、片倉は折り目正しいサラリーマンか公務員にしか見えない。性格や仕事ぶりも実直勤勉そのものである。どちらにもそれぞれ適した任務があり、故に最高の相棒なのである。

 片倉は表情の乏しい顔に微かな笑みを浮かべて言った。


「おはようございます、先輩。せっかくの休日に災難でしたね」

「まったくだ。で、どうなんだ?」

「司法解剖はまだですが、検死によると死亡推定時刻は大体昨夜の0時付近のようですね」

「0時か……まだ2軒目にいた頃だな」

「昨夜、ご自宅に戻られたのは何時頃で?」

「え~と……2時は過ぎてたと思うが、あんま覚えてねえな……」

「それを証明できる方はいらっしゃいますか?」

「いるわけねえだろ一人もんなんだから……ってこれ、事情聴取か?」



 伊達自身、捜査の際には飲食店の『いらっしゃいませ』ぐらいの頻度で口にしてきた言葉であるが、自身が言われたのは初めてだ。これを言うと相手は必ず露骨に嫌な顔をする。その気持ちがよくわかった。


「関係者全員にお聞きしていることなので、お気になさらず。それに先輩は遺体の第一発見者ですからね」


 片倉の顔は明らかににやけている。長い付き合いの伊達でなければ見逃してしまうほどのわずかな変化ではあるが。


「聞かれてみるとムカつくもんだな。ま、0時頃なら行きつけの居酒屋にいたから、アリバイならそこの店主が証明してくれると思うぜ」

「それはよかった。凶器は包丁、心臓のあたりを刃の根本まで深々と。凶器が刺さったままで出血はそれほど多くなかったようですが、死因は心臓損傷というところでしょうか。もちろん他殺、凶器は指紋が拭き取られた形跡がありました」

「うむ。テーブルの上に料理があったような気がしたが、あれは?」

「はい、丸鶏のローストチキンだそうですね。少し手を付けてあったそうなので、食べている最中に殺されたということでしょうか。さすがにローストチキンを検死するわけにはいきませんし、したところで料理された時間まではわからないでしょうが」


 ローストチキンといえばそれなりに手のかかる料理だろう。一人暮らしの男が作るものだろうか。いや、単に料理が趣味という可能性もあるので、何とも言えない。

 

「ふむ……ま、とりあえず今後の捜査次第か」

「ええ。今は被害者の昨夜の足取りを調べているところです。防犯カメラがあれば話は早かったのですが」

「あの安アパートにそんなハイテク機器があるわけねえだろ」


 伊達は自分の住まいでもあるアパートをそうこき下ろした。


 この後は関係者の洗い出しと周辺の聞き込みといった地道な捜査が始まることになる。殺人事件だからニュースなどで多少報道されるかもしれないが、現場を見る限りでは物盗りの可能性はなく、犯人は被害者の知り合いだろう。計画性もない、単純で突発的な犯行のように思える。犯人の逮捕および事件の解決までにはそう時間はかからず、知人の洗い出しだけで概ね容疑者は絞れ、あとは足取りを追って逮捕すれば捜査は終わりだろうと伊達は考えた。


 結果から述べると、伊達のこの推測は当たっていた。

 しかし、司法解剖の結果の中に、やや奇妙な点が見つかったのだ。


 それは、被害者の胃の内容物が、テーブルの上にあった料理と一致しなかったことである。



!i!i!i!i!i!i!i!i!i!i



 数日後の午後、伊達は青葉市内のとあるカフェにいた。

 大学のキャンパス近く、その割にはいつ来ても空いているが、コーヒーの味は上々で、何より喫煙ができる。味と立地の割に流行っていないのは店主のオヤジがおそろしく不愛想なせいだろうが、しかしまったくそれでいいのだ。


 伊達がこの店を訪れたのは、人と会うためである。


 素人探偵。

 ドラマや小説の中だけの存在だと思っていたその素人探偵が、なんとこの青葉市にいるのだ。しかもそれがとびきりの美人ときた。残念ながら彼氏持ちではあるが、眺めているだけで目の保養になる。

 ただし厄介なのは、探偵が二重人格の持ち主で、探偵のほうの人格は普段なりを潜めていることだ。面白い事件に遭遇すると表に出てくるらしいが、そうでない場合は、普通の気立てのいいお嬢さんである。世にも珍しい素人探偵、話せるものなら話してみたいと思うのが人の心理であろう。

 伊達は以前担当した事件で一度この探偵に会ったことがあるが、その時は探偵のほうの人格にお目にかかることはできなかった。今回はどうだろうか。

 食べかけの食事の目の前にある他殺体、しかし胃の中身は全く別のものだった。話のネタとしてはそれなりに面白いのではないか。そもそも現実に起きる事件で探偵が興味をそそられるようなネタなどほとんどない。痴情のもつれ、金銭トラブル、近隣トラブル、etc. その中では、今回の事件は割とキャッチ―な方だと思われる。

 捜査は順調に進んでいる。被害者の足取り、人間関係も掴めた。犯人は遠からず逮捕されるだろう。しかし、それらの進捗をあえて伏せて伝えることで、探偵も興味を示すのではないか。


 カウンター席に座った伊達が二本目の煙草にちょうど火をつけたとき、探偵とその知人たちが店に入ってきた。

 素人探偵西野園真紀、そのボーイフレンドの瀬名瞬、友人の京谷小雨、そして彼らの後輩である袴田心美の四人である。

 伊達は慌てて煙草を揉み消し立ち上がった。


「こんにちは、お久しぶりです、伊達刑事」


 西野園が鈴を転がすような声で言い、他の三人が続く。伊達は彼に可能な限りの最高の笑顔と腰の低さで応じた。


「どうもどうも、皆さん。わざわざご足労いただきまして、ありがとうございます。さ、どうぞおかけになって」


 と、四人にテーブル席を勧める。普段の彼からは想像もつかないほどの低姿勢である。テーブル席には椅子が四脚しかなかったため、伊達は四人が席に着くのを待ってから、別のテーブルから椅子を拝借してそれに腰かけた。

 改めて四人を眺める。西野園は相変わらず女優やアイドルをしていないことが意外に思えるほどの美貌で、たしかどこかのクオーターだと聞いた気がするが、たしかに肌の白さや目元などはヨーロッパ系の血が入っているように見える。髪型をよく変えるようだが、今日は茶髪のショートボブという一般的なスタイルだ。

 彼女の心を射止めた瀬名という男は、一見したところ何故西野園がそこまで入れ込むのかわからない大人しい青年である。ほどほどに清潔感があり、話せば気さくだが、それほど話上手というわけでもない。どうやってこの絶世の美女の心を掴んだのか聞いてみたいものだ。

 二人の友人の京谷は、女性にしては長身で黒髪ロング、本が似合いそうな大人しい眼鏡女子だ。西野園といると霞んでしまうがそれなりに美形ではある。もし何の情報もなくこの四人を見たら、西野園ではなく京谷と瀬名がカップルだと思うだろう。何故か、と聞かれればうまく言葉にできないが。

 そして、三人と同じ大学の一年後輩である袴田。

 彼女は以前起こった事件で被疑者になったことがあり、伊達も事情聴取を行った。この四人の中では一番絡みが多く、実は最も気になる存在でもある。


 彼らの詳細なプロフィールや彼らを取り巻く複雑な事情については本稿の趣旨ではないので割愛する。


 コーヒーが運ばれてくるのを待って、伊達は事件の概要を、探偵が興味を持ちそうな部分だけ切り取って伝えた。


「なるほど……食べかけの食事の前で殺されていた死体の、胃の内容物がまったく違うものだったと……」


 西野園は軽く顎に触れながらそう呟いた。その仕草自体はいかにも探偵らしいが、佇まいはやはりとびきり美人な普通の女の子でしかない。


「つまり、そのローストチキン? を、被害者は食べていない、ということになりますよね」

「はい。被害者の胃の内容物は魚料理。まだ消化も進んでおらず、嚥下されて間もないものでした」

「じゃあ……どういう可能性が考えられるのかしら。被害者は、魚料理を食べた上で、ローストチキンも食べようとした?」

「そのローストチキンは、買ってきたものですか? それとも手料理? いや、ウーバーの可能性もあるのか……とにかく、出所はわかっているんですか?」


 この質問は瀬名だ。


「市内のスーパーマーケットや飲食店を調べてみましたが、ローストチキンは買ってきたものでも配達されたものでもありませんでした」

「じゃあ、手料理ってことか……被害者が自分で作ったのかな?」

「知り合いが作って持ってきたっていう可能性もあるんじゃない?」


 と、京谷が補足する。


「でも、仮に誰か知り合いが作って持って来たものだとして、その料理を食べかけのまま出ていくことってあるんでしょうか?」


 袴田が疑問を投げかけると、西野園が答えた。


「その場合、ローストチキンを持って来た人が犯人である可能性が高そうだね」


 と、ここで伊達が新たな情報を付け加える。


「いえ、被害者の部屋のキッチンには、ローストチキンを調理した痕跡が見られました。ローストチキンは外部から持ち込まれたものではありません。ほぼ間違いなく、あの部屋で作られたものですね」

「なるほど……では問題は、そのローストチキンを作ったのが誰か、ということになるわけですね……ところで伊達さん」


 西野園は伊達に向き直って言った。


「捜査中の事件に関する情報を、関係者でもない私たちにこんなに話してしまって大丈夫なんですか? 機密保持とか、コンプライアンスとか……」


 大丈夫か、と問われれば、まったく大丈夫とも言えない。しかしそれは相手がまったくの一般人、一般ピーポーだった場合の話である。ただ異なるのは西野園に素人探偵としての素質があるらしいことだ。ゆえに伊達は独断で捜査中の事件に関する情報を西野園たちに伝えているというわけなのだが、それすらも一つの方便でしかない。伊達は西野園の推理を引き出すために、事件に関する情報を敢えて限定して伝えているのだから。

 伊達はあえて不遜な表情を作って答えた。


「コンプライアンス? 何ですかそれ。もしかして、ハードボイルドの対義語のことですかね。だとしたら、私の理念とはまったく相容れないものですな」


 伊達がそう言い放つと、テーブルは静寂に包まれた。彼としてはとっておきの名言を放ったつもりだったが、反応は芳しくないようだ。

 数秒のち、思い出したように袴田が話を切り出す。


「誰が作ったか、も問題ですが、誰が食べたのか、の方が問題ではないですか? 誰が作ったのかについては情報がありませんけれど、食べたのが被害者でないことは確定している。そうですよね、伊達さん」

「いかにも」


 伊達が頷くと、京谷が怪訝な表情で言った。


「でも、じゃあ……被害者じゃないってことは、犯人? 人を刺してから、ああおなかすいた、ってそこにある料理を食べる?」

「必ずしも犯人とは言えないんじゃないか? 誰か他の人物が食べた可能性も捨てきれない」

「他の人物……? それって、殺される前? 殺された後はさすがに考えづらいよね。人の死体がある場所で、第三者が食事なんかしないだろうし。殺される前だとしたら、ローストチキンを中途半端に食べて被害者の部屋を出て、なおかつ被害者は残されたローストチキンにいっさい手を付けず、後から来た犯人に殺されたってことになるけど……」


 京谷と瀬名の会話に、西野園は大きく頷いた。


「うん……やっぱり、第三者の可能性は薄いと思う。ローストチキンを食べたのは犯人、と考えていいんじゃないかな」


 伊達は注意深く西野園の表情や声色の変化を窺っていたが、彼女はまだ普通の美人のままである。


「で、改めて、ローストチキンを作ったのが誰か、という問題に立ち返るわけだけど……今の話から、そもそも第三者の存在が考えにくいんじゃないかと私は思うんだけど、みんなはどう?」


 西野園が訊ねると、三人は顔を見合わせたのち頷いた。


「となると、ローストチキンを作ったのは被害者か犯人か……。作ったのが被害者だった場合は、誰かに食べさせてあげたくて作ったか、一緒に食べるつもりで作ったけれど食べる前に殺されてしまったか。作ったのが犯人だった場合は、自分が食べるために作ったか、被害者と一緒に食べるために作ったけれど、食べさせてあげる前に何かが起こって殺してしまったか……」

「必ずしも誰かに食べさせてあげるために作ったとは言えないのではないでしょうか?」


 袴田が言うと、西野園は興味深いと言わんばかりの表情で尋ねる。


「ふーむ……例えば?」

「例えば……そう、首尾よく殺すことができたので、お祝いに……とか」


 袴田のあまりにも常軌を逸した発想に、場の空気が凍り付く。この子はやはり、何か異常なところがあるのではないか、と伊達は改めて思った。

 最初に理解を示したのは、やはり西野園である。


「そうか……そういう可能性も、なくはない。なんとなく、犯人は被害者と親密な、極めて近い関係なんじゃないかと思ったけれど、そうなると、もう全然わからないな……」


 西野園は途方に暮れた様子で大きくため息をつき、ドールのように整った顔で首を傾げた。

 今の会話を聞いてもわかる通り、賢い子ではある。実のところ西野園の推理は実際の捜査の進展と極めて近い。断片的な情報からの推論だけでここまで来られるのは大したものだと思う。

 が、しかし。名探偵かと問われると、どうも違う。快刀乱麻を断つ推理、常人の理解を超えた閃き、それがあって初めて探偵は人々を魅了するのだ。彼女には、いや、彼女のもう一つの人格には、その素質があるらしいのだが――。


 結局、伊達はこの日も探偵としての西野園に会うことはできなかった。


!i!i!i!i!i!i!i



 その翌日、青葉市内のマンションの一室で、一人の女性の遺体が発見された。

 既に死後数日が経過しており、遺体の近くには遺書が残されていた。死因は縊死である。


 遺書には、彼女が恋人の男性を殺してしまったこと、その経緯が詳しく書かれていた。誰あろう、この女性こそ、ローストチキン殺人事件において捜査線上に急浮上した、被害者の交際女性だったのである。調書に記すのも躊躇われるほど短絡的な口論の末の衝動的な犯行。『痴情のもつれ』の一言で片付いてしまう事件であった。


 まあ、現実の事件なんてこんなもんだ、と独り言ちた伊達の背中が、また歓楽街へ消えてゆく。

秋の歴史はどうせ参加しないので、歴史のテーマである「食事」を拝借してこんなタイトルになりました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] お惣菜屋で、いわゆるバカッターが食べかけた商品を買ってきたのだと思いました。 何者かの歯型が残っているが、被害者はまだハシをつけてないので気づかなかったとか。
[良い点] これは一見、ありそうでないような面白い謎だと思います。胃の内容物は魚料理で、テーブルの上はローストチキン。こういう死に方、良いかもしれません。 あとひと味、何かを加えたら膨らむ、さらに濃…
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