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吸血鬼ですが、何か? 第1部 復活編  作者: とみなが けい
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吸血鬼を復活させたら、用意周到でしかも少し泣けた

食事を終えたマイケル・四郎衛門は食器をキッチンに持って行き洗おうとするので俺は慌ててそれを止めてバスルームへ案内した。

お湯の張り方やシャワーの使い方、ボディシャンプー、ヘアシャンプー、リンス、体を洗うためのスポンジなどの説明をした。

マイケル・四郎衛門はいちいち感心して自分が生きている時代から160年後のテクノロジーを褒め称えた。

凄い田舎からやってきたおじいちゃんみたいに無邪気に驚き喜ぶマイケル・四郎衛門に俺は好感を持った。

マイケル・四郎衛門はお湯を張りながらシャワーを浴びることにして、その間俺は自分の部屋に行きマイケル用の新しい服を用意した。

バスルームからマイケル・四郎衛門の鼻歌がかすかに聞こえてきた。

マイケル・四郎衛門が着ていた服は洗濯機に入れてスイッチを押し、俺はダイニングに戻ってきた。


真鈴が食後のコーヒーを飲んでいた。


「あのう、私の服はどこにあるの?

 そろそろ着替えたいんだけど…」

「そうだね、ごめんごめん。」


俺は真鈴の服と所持品を置いてあるゲストルームに案内した。

ベッドの上に彼女の服と所持品をきちんと並べてあるのを見て真鈴は安どの吐息を漏らした。


「どうやら、変な事はしていないようね…着替えるから出てって」


俺が部屋を出ると中からドアのカギを閉める音がした。


俺はダイニングに戻り今夜起きた様々な事を思い返しながらコーヒーを飲み、久し振りにタバコに火をつけた。

エコーシガーの煙を吐き出して虚空を見つめ、これからどうするのか、マイケル・四郎衛門が言っていたように悪鬼は現代社会でも蔓延っているのか真鈴から今夜の事が周りに知られるようなことがあるだろうか等々、色々な考えが浮かび、これからやらなければならない事が浮かび、どっと疲れた。


やがて真鈴が着替えてダイニングにやってきたが、いきなり俺の頭をげんこつで叩いた。


「いてて!何をするんだ!

 服に変な事をしていないし真鈴のスマホや所持品には触らずにそのままにしていたぞ!」

「あんた!これ!」


真鈴はドレスを入れた大きな紙袋を掲げた。


「何よこれ!マイケルが言っていたようにヴィンテージの貴重なドレスなのによりによってホッチキスで胴の合わせだとかスカートのすそだとか止めてるじゃないの!

生地が傷んでしまったじゃない!」

「あああ、ごめん!ごめんなさい!

 ドレスの寸法が合わなかったから…」

「このバカ!」


真鈴はもう一度俺の頭をげんこつで叩いてからため息をついて椅子に座った。

テーブルに灰皿を見た真鈴はバッグからアイコスを取り出して吸った。


「タバコ、吸うんだね。」

「時々ね、こんな凄い事が起きたんだから吸わなきゃやってられないわよ。」

「その通りだね…」


マイケル・四郎衛門が風呂から上がりさっぱりした顔で髪をタオルで拭きながらダイニングに来た。


「いやぁ、良い時代になったな!さっぱりしたよ…おや、真鈴さんは服を着替えたのだな?それがこの時代の服か。

 なかなかエレガントで良いなぁ。」


マイケル・四郎衛門の言葉に真鈴は顔を赤らめてそんなぁと言った。

今までの言動仕草を見るとマイケル・四郎衛門はかなり洗練された紳士のようだ。

160年前頃は紳士はみなああだったのだろうか?


「彩斗君、ところでこの、われが着ている服だが…これは寝間着なのか?女性の前でこれはいささか失礼な感じが…」


マイケル・四郎衛門がユニクロのスウェットの上下を指さした。

俺と同じで身長が180センチくらいのマイケル・四郎衛門の体にサイズは合っているようだ。


「ああ、マイケルさん大丈夫ですよ、その格好で近所を出歩いても問題無いです。」

「そうか、それなら良いが…お、それはシガーかな?」

「そうですエコーシガーです。」

「私も一本頂いて良いかな?」

「どうぞどうぞ」


マイケル・四郎衛門が煙草を口にくわえ俺は火をつけてやった。


「食後で風呂上がりのシガーは良いなぁ、シガーと言うが私の頃より随分細く短くなったが。

 …あと、爪が伸びているので少し切りたいのだが…」


俺が爪切りを持ってくるとマイケル・四郎衛門すぐに使い方がわかったようでテーブルにティッシュを敷き、エレガントに爪を切り付属のやすりで形を整え始めた。

足の爪を切る仕草さえエレガントに見えた。


バスルームから洗濯を終えた事を告げるアラームが聞こえてきた。


「あっ洗濯が終わったみたいです。

 乾燥させるのでちょっと行ってきます。」


俺が洗い終わった服を乾燥機に入れようと洗濯機の蓋を開けるとマイケル・四郎衛門の服は破れ、千切れ、昔は良い仕立ての上等な服だったようだが、今や布の残骸のようになっていた。


「…たたたた大変だ、マイケルさん!ちょっと来てください!」


マイケル・四郎衛門と真鈴がやってきて俺が手に持つマイケルの服の残骸を見て唖然とした。

固まる3人、しばらくしてマイケル・四郎衛門が苦笑いを浮かべた。


「やれやれ。棺の中とはいえ160年も経っているから仕方がないかもな…まぁまたコーヒーでも飲もう。」


俺たちはダイニングに戻りコーヒーを飲んだ。


「彩斗君、新しい服は作れるのかな?この時代に見合ったものが良いな。人前に出ても恥ずかしくない上等な服が良いのだが…あっそうだ。」


マイケル・四郎衛門は寝室に行き、しばらくしてから戻ってきた。


「どうやらしばらくここに厄介になるようだし洋服や食事のお金もかかるだろうから、これを受け取ってもらえるかな?

これなどはシャーロットミントコロネットヘッドの5ドル金貨、これはナポレオン5フラン銀貨、他にはニュルンベルグ6ダカット金貨などいろいろあるが…今も使えるのかは良く判らないのだが…」


そう言いながらマイケル・四郎衛門はテーブルに10枚ほどの金貨を置いた。

当たり前だが160年以上前の古い金貨だ。


「…すごい高そう…」


真鈴が消え入りそうな声で言い、俺はかくかくと顔を縦に振って同意した。


「ちょっと調べてもよいですか?」


俺はラップトップパソコンを開けて金貨を調べ始めた。


「ほう、その薄い板はそんな事も出来るのか、便利だな。」


関心するマイケルをよそに調べるとシャーロットミントコロネットヘッドの5ドル金貨は売値で40万円、ニュルンベルグ6ダカット金貨などはなんと売値だが1980万円もした。


「これを現代のお金に換えれば何を揃えてもしばらく大丈夫かと…」

「足りなければまだまだあるぞ。」


マイケル・四郎衛門はそう言い、またタバコに火をつけてコーヒーを飲んだ。


「マイケルさん、どうしてこんな金貨を…」

「われが棺に入り長くなるかも知れん眠りに入る時の備えに棺に色々必要になりそうな物を入れておいたのだが…」

「ああ!それでか!」


俺は思わず声を上げてしまった。

実はあの棺が考えられないほど重かったのだ。

数百キロに及ぶ重い棺のせいで運送員が手作業で運べずマンションのベランダからピアノ運送業者が使うクレーンを使って搬入したのだ。


「彩斗君や真鈴さんに隠してもしょうがないからな、まぁ、見てみるか?」


マイケル・四郎衛門は立ち上がると寝室に向かい、俺と真鈴が付いて行った。

マイケル四郎衛門が棺の蓋の足元を探ると重そうな革製の袋が幾つかあり、その一つを真鈴が寝かされていたベッドに置くと中身をベッドの上にあけた。

夥しい数の金貨銀貨がジャラジャラとベッドに広がった。

数百枚はあるだろうか。

息をのんだ俺達を見てマイケル・四郎衛門はにやりとした。


「何を驚いている。

 この棺にはまだまだ色々な物が隠してある。」


マイケルは異様に重かった棺の蓋を事もなく裏返しにして端にある取っ手を動かして蓋の内張をずらした。

そこには数種類の刀剣(素晴らしい拵えの日本刀まで!)や棍棒等近接専用の武器、更には油紙で厳重に梱包してある物を手に取りベッドに開けると中からはパーカッション式の3丁のリボルバーピストルと火薬、弾丸、発火用のパーカッションキャップ、暴発防止用グリスが出てきた。

マイケル・四郎衛門は火薬の匂いを嗅ぎ、パーカッションキャップをひとつつまんで部屋の角のデスクに置いてリボルバーの握りで叩いた。

パンッと軽い音がしてキャップが発火して湿気ていないことを確認したマイケル・四郎衛門は満足げに頷いた。

そして棺の底板は2重構造になっていて金貨銀貨が入った袋がまた数個、そして夥しい書物、油紙に包まれた2丁のマスケットライフル、何やら得体が知れない液体が入っている瓶や小型の手提げバッグなどが入っていた。


「うわっ!これなんかメンドーザ写本じゃない!これは私の記憶に間違いなければレヒニッツ写本!これはポポル・ブフ!ええ!本物?本物なの?」


真鈴が古い書物を手に取り慎重な手つきでページをめくりながら呟いた。


「真鈴さん、詳しいんだね…」

「オカルト研究していたって言わなかったかしら?でも、この本たちもかなりの価値がいやいや、本物なら値段が付けられないほどの物よ。

 こんな物が、こんな物とマイケルさんが入っている棺が良く税関で止められなかったわね…不思議。」

「俺も不思議に思う…」


しかし、この時はこの事を大して重要な事だとは思わなかった。

それよりも、何故マイケル・四郎衛門がこんな万全な体制で棺に入り冬眠する羽目になったのか非常に気になった。


「そうだな、何故われは棺に入ることになったのか説明しよう。」


俺達はダイニングに戻ってマイケル・四郎衛門の話を聞く事とした。


「さて、私がポール様によって吸血鬼となり、地域の平穏を守るためにポール様と共に質が悪い悪鬼や凶悪な人間を始末し始めたのが1857年の初夏だったところは話したと思うが…」

「はい、結構様々な悪鬼や人間を倒して危険な目にも遭った事は聞きました。」

「まぁ、かいつまんで話したが、あの頃はおおむね平穏だったな。

 農場の良いところは周りの人間に顔見知りが多いと言う事と、流れて来た者の情報が入りやすいと言う事だ。

 だが、アメリカ全体で色々きな臭い状態になり始めた。

 市民戦争と言うものを君達は知っているかね?」

「アメリカ…日本では確か南北戦争と聞いています。

 確かアメリカの北部と南部の戦争だとか…」

「その通り、北部が工業社会になり、貿易の考え方や奴隷制度に関しての考え方の相違から始まって、徐々に険悪な雰囲気が漂って来てな、その辺りから北部から質の悪い悪鬼が流れ込みポール様の農園近辺に蔓延り始めたのだ。

 北部のニューヨークやボストンはかなり都会になっていて随分悪鬼が増えていたのだが、そこからはじき出されたのか、或いは南部へ勢力を伸ばそうと誰かが企んで送り込んできたのか、ポール様とわれはその頃から結構忙しくなってきた。」

「都会は悪鬼が住みやすいと…」


真鈴が呟きマイケル・四郎衛門が頷いた。


「そうなのだ、だが、悪鬼どもも都会に増えて行けば人間のように徒党を組んで互いの勢力争いが始まったようでそれに敗北した悪鬼は南部に逃げ、勝利した悪鬼はますます組織的になり、人間の権力者の間に入り込むようになった。」

「ええ!まさか南北戦争は悪鬼が起こしたと…」


俺が言うとマイケル・四郎衛門は首を傾げた。


「まぁ、そこまでは言わないが、少しは関与していたかも知れないな。

 悪鬼は戦乱が起きると生きやすいし、仮に北部が勝てばより南部も都会化して悪鬼も住みやすくなる…どこまで関与していたが判らんが全く関与していないとは言えないな。

 すべての戦争の陰には悪鬼の存在が多かれ少なかれあるものだ。」


俺は今現在起きている侵略戦争を起こしたある国の大統領の顔を思い浮かべた。

確かにあの面構えで悪鬼に操られているか悪鬼を呼び寄せ共鳴しているかと聞かれれば、そうだよな、と思ってしまう。


「ポール様は人望もあったので南部連合からの誘いが結構来ていた。

 世間もきな臭い空気を感じていて政治家や他の農場主が頻繁にポール様を訪ねるようになった。

 そして南部連合への参加を執拗に勧めてきたのだが、そこでポール様もわれも気が付いた。

 訪れる者達の間に悪鬼が紛れ込んでいる事を。

 特に強硬に北部に対して開戦を叫ぶ者達の従者など関係者に悪鬼がそれとなく紛れ込んでいた。

 ポール様は政治的な事に疎いからと、のらりくらりとかわしているがそれも限界があった。

 ポール様はこの争いに関与したくなかった。

 奴隷制が廃止になっても黒人たちを正当な賃金と待遇で雇えば済むと思っていたのだ。

 現にポール様の農場では黒人達は奴隷と言う言葉が似合わないほど裕福に過ごし、生き生きと働いていたのだ。

 われはポール様に権力者達のそばにいる悪鬼達を始末する事を提案したのだが、ポール様は力なく顔を横に振った。

 悪鬼どもが既に大量にいる事、また、秘密に始末することが非常に難しいと言う事だ。

 現に権力者のそばにいる悪鬼はどこから雇ったのか大人数の、それも悪鬼が人間に混ざっている護衛団を引き連れているのだ。

 ではどうするのですか?とわれが尋ねた時にポール様が考えたのは、このまま開戦になり混乱状態になった時に、ポール様とわれが安全に逃げる、と言う事だった。

 ポール様はあの特製の棺を2つ作り、中にはご存じのように武器や金貨など必要になりそうなものを詰め込んだ。

 ポール様は農園から離れた場所に小さな修道院を作り、そこに棺を隠した。」

「ポールさんは用意周到に準備していたと言う事ね。」

「そうだ、ポール様はいずれ奴隷制と言う物も無くなって行くと考えていたようだ。

 そして信頼できる奴隷をそこの修道院に住まわせて生活の面倒を見るようにしたのだ。

 ほんの数人の奴隷だけがポール様とわれの秘密を知っていた。

 ポール様がどうやって説得したかは判らんが、或いは悪鬼に家族を殺されてポール様が仇を取ったか、悪鬼から助けた人間かも知れん。

 彼らはわれ達の秘密を知ったうえで協力する事になった。

 そして1861年の4月、ついに市民戦争が始まった。

 ポール様は参戦こそしなかったが連合側にかなりの大金を寄付して、表向きは南部連合支持の立場にいたのだ。

 戦争が始まってしばらくの間は農園の周りも普段と変わらず穏やかだった。

 だが、ある日農園の近くで白人数名の家族が悪鬼に襲われて惨たらしい遺体となって発見されたのだ。

 ポール様もわれもその事件に違和感を抱いた。

 ふつうは悪鬼どもは己の所業を隠そうとするのだ、あまり大っぴらに悪事を働いて人間達にその存在を暴かれてはかなわんからな。

 しかし、その件では普通の悪鬼の仕業と思えないほど大っぴらに殺戮をしてその遺体をひけらかすようにそのまま現場に残していった。

 誰が見ても普通の人間の仕業とは思えない痕跡を大っぴらにばらまいていたのだ。

 ポール様もわれも、これは何かの罠かも知れないと思ったが、その後次々と犠牲者が出るに及んで放っておけなくなった。

 保安官たちの情報に頼る必要も無く、奴らが潜んでいた場所はすぐに判った。

 ある晩、ポール様とわれはいつも以上の準備を整えて奴らの始末に向かった。

 そして奴らのところに奇襲をかけて苦労の末に奴らをすべて始末したが、ぞっとしたのは悪鬼以外に人間が、多数の人間が悪鬼達と行動を共にしていたことだった。

 普段はわれ達の存在を隠すために奴らの亡骸をなるべく隠すのだが、ポール様が急に農園に戻るぞ!と叫んで離れた所に繋いでいた馬に飛び乗ると農園に駆け出した。

 われも何の事か判らないながら馬にまたがり必死にポール様について行った。

 そして、遥か遠くに農園を見える丘の頂上にたどり着いた時、見てしまったのだ。」

「何を?何を見たんですか?」


真鈴が震える声で尋ねたが、俺も真鈴もなんとなく予想がついて身震いをした。


「…農園が襲撃に遭い所々で火の手が上がり、農園の者達の悲鳴が、そして悪鬼の笑い声怒鳴り声そしてその中には悪鬼と行動を共にする人間達の声も混ざっていた。

 先ほど始末した奴らの数倍もいる集団がポール様の農園で襲い殺し奪い破壊しまくっていた。

 ポール様もわれもしばらく呆然とそれを眺めていた。

 先ほど始末した奴等は囮でポール様とわれが農園を留守にしている間に本隊が農園を襲ったのだ。

 そして、ポール様はわれに静かに言ったのだ。

 棺が隠してある修道院に行けと…そしてポール様は先ほどの戦いであちこち刃こぼれしたサーベルを抜いたのだ。

 われもサーベルを抜いてポール様に続こうとしたが、ポール様は今までわれが見た事も無い凶悪な形相でわれを見た。

 あれは私の農園だ!私が一から作った農園なのだ!勝ち目が無くとも私は行かなければならない。

 あの農園は私の墓なのだ!

 だがお前はよそ者なのだ!

 お前は生き延びて一からお前の人生を歩め!

 付いて来るとお前の首を撥ねるぞ!

 ポール様は血の涙を流しながらわれに言った。

 そして少しだけ顔が和らいで、われに生き延びよ!と言った。

 そしてわれの言葉を待たずにポール様はサーベルを高く振り上げて農園に吶喊していった。

 われはしばらく動けなかった。

 ポール様の後ろ姿をじっと見つめるだけだった。

 そして…サーベルを鞘に納め、修道院に行き用意してあった服に着替えて棺に収まった…」

「…」

「…」

「われが覚えておるのはそこまでだ…しかし、ポール様が農園に一人で吶喊していった姿は決して忘れられん…」







続く





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