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7話 やるよ❗️

ハイボール、ハイボール、たこわさ。

 ユッキーは筋トレをしていた。そう、筋トレ。体は資本。鍛えて損はないはず。だらけた生活から抜け出すための第一歩だ。



ユッキー(トレーニングマシンねーし、自重トレしかできねーな。とりあえず腕立て、腹筋と背筋はええか。いやいるな。懸垂するか。あとはランニングだけしとこー)



 だが、現実は厳しかった。ユッキー(ユーリ)お嬢様は運動をぜんぜんしていなかったためそもそも筋トレがうまくできなかった。



ユッキー(腕立て5回もできねーだと……。ランニングも5分で死にそうだ……)



 当たり前の様にメイド達が見守っている。ニコニコしているのが少しイラつく。



 そんなこんで日々筋トレをして過ごした。ご飯もよく食べれるようになり両親から誉められた。

昔のユーリお嬢様はとは違う生活をしているせいで、興味をもったのか兄妹たちも話しかけてくる様になった。



兄「まるで、別人みたいだな。なにかあったのか?」


妹「お姉様はとても元気になりましたね。なにかあったのですか?」



ユッキー「倒したい奴がいるんだ。それだけだ」



兄&妹(やっぱり、倒れてからおかしくなってる……)



 両親は元気なユーリお嬢様を見ることができて満足なのか、この大きな変化に気づいていなかった。



ユッキー(前の自分のようには動かないが、かなり動ける様になってきたな。体力もつき、筋力も上がってきた。あとは、武器だな。便器は陶器だからなにか鈍器があるといいな)


 パパに何かいい鈍器ないか尋ねてみるかと考えていた時、一人のメイドが突然言い放った。



メイド「そろそろパーティー用のドレスをお作りになられてはいかがですか?」



ユッキー「え、パーチー?」



メイド「はい。エルネス様(兄)の誕生日が近づいていますので……。お嬢様も日々成長されていらっしゃるので今手持ちドレスではサイズがあわないかと」

 


ユッキー「あいつ、そんな名前やっけ。忘れてたわ」



 ユーリお嬢様の記憶はあるが、すっかり忘れていた。そして、身内の誕生日にパーティーすんのかすげーなと思っていた。




とーびーこんんんてーにゅー。


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