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1話 おれだよ❗️

❔「きらいなーやつをーぶっ○してぇー♪ 顔面便器につけたいなぁー♪」


 夜中の某ホテルで歌声が響く。


❔(あ〜。だりぃな〜。はやく仕事おわらね〜かな)


 ダルそうにしているオッサンがそこにはいた。名前はユッキー。37歳のナイスミドル❗️生粋のジャポネーゼだ。


 ユッキーは今、絶賛労働中だった。今は夜中の2時。勤務が終わるのは11時だ。


 ユッキー(まだまだ長いぜ!)


 夜中のフロントでやる事もなくひたすらテキトーに歌っていたら




 ぷるるるぅ〜ぷるるぅ〜ぷっぷっ〜




 ユッキー(こ、これわ電話…。やべーぞ100パークレームの匂いだ…)

 


 怯えるユッキー



電話「ぷるるぅ〜ぷるるぅ〜ぷるすこふぁ〜」




 ユッキー(くっそ!俺が何したってゆーんだ)



 苦悶するユッキー。しかし無情にも電話は鳴り響く。




 電話「ぷっるーるーるーるるるるーぷりゅ」



 ユッキー(いくしか……ないっ❗️)



 ガチャ、もしもしフロントで〜す。



電話「ボケカスおらっ❗️はやくとれや❗️605号室はやくこいやっ❗️ブッ」



 ユッキー(……ゆるせねぇ。電話に出たのに……。ただじゃおかねーぞ❗️)



 ドドドド、ドドビューン、どただただただ



 重い足取りを感じさせないステップで階段を駆けていく。


 エレベーター❓バカっ、そんなものは軟弱者がたよるものだ❗️


 実は昔は陸上部だったユッキー。適正距離は短距離だ。



 ユッキー「きたーぞーきたぞーゆっきーちゃーん!」



 遂にラスボスの部屋605号室に到着した。



 ユッキー(油断するな。奴はキレてる。まずはリズミカルなノックで相手をリラックスさせよう)

 


 こん、こん、こん。こっこっこっこーん。


 こん、こっこっこーん、かる○すごーん。



 返事がない。ただの屍のようだ。


 ユッキー(俺の癒しの音色で寝てしまったか……。俺って罪な男だな……)



 仕方がないので、パチ屋で負けてる時の台パンなみの力でドアを叩く。


 オラっ❗️オラっ❗️おらっ❗️でてこいや



ドア「…………」


 

 ユッキー(……?仕方ねー。魔法のアイテム、マスターキーの出番だな)



 ユッキーは無断で客室へ侵入した。



 

 トゥービーコンでニュー❓


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