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エレメンタリストの放浪人  作者: あまの てん
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4話 エレメントスライムとの共存

 4話 エレメントスライムとの共存


 エレスと出会ってから魔法に新たな変化が起こった。

 魔法による気怠さが無くなったのだ。


 恐らくこれは魔力(?)が上がったというよりエレスが精霊を扱えることが大きいだろう。

 

 負担が分担されてるのもあるが、エレスが行う魔法の効果が僕にもわかるので、エレスと僕とで並列的に処理されてると言っていいだろう。


 もしかしたらエレスの処理したデータが思考的に伝わってるだけかもしれないが。


 ここまで負担が少なくなるなら、もう少し複雑な処理にも耐えれるだろう。

 一人じゃ少なくとも街に着かないと無理だっただろう魔法。


 音響魔法だ。


 音の波動の魔法を放ち、その反響でマッピングする。

 木の裏などは通常は無理だが、波動同士をぶつけて曲げることにより、細かい部分の把握も出来る。


 「サウンドサーチ」と名付けるこの魔法はノイズが多く処理できる能力がないとの判断と、音を拾うだけで精いっぱいだったので、諦めていたが今ならできる気がする。


 精霊を音の波として撃ち出す。


 精霊から脳内に音の情報を処理したものを受け取ってマッピングしていく。


 情報の多さに頭が少し締まる感じがするが、予想通り耐えれないほどでもない。


 エレスが情報の大部分を演算しているのが伝わってくる。


 すごく助かる。


 ウェルもできるかと思ったが、精霊が人型してるだけなので、操ったりはできないと言われた。


 「エレスとばっかずるいー」


 ズルいも何も大切なことなんだが。


 そういえばエレスと会話できるの?


 「考えてることはわかるよー。中に精霊いるしね。」


 やっぱりわかるのか。


 僕がわかるのも、精霊がいるからなのかな?


 そうみたい。


 そういえば、風の精霊がお互いにいるんなら念話みたいなのできるんじゃないかな。


 エレスとウェルに精霊を通して話しかけてみる


 『あーあー。聞こえる?』


 『聞こえるよー』


 『聞こえますよ!』


 お、聞こえたみたい。


 エレスってこんな丁寧なのか。元気があっていい事だ。


 『人に会って変に思われないように何かあったらこっちで連絡取ろうか』


 『了解だよー』


 『わかりました!』


 よし。これで人に会っても大丈夫だ。


 そう話しながら歩いてるとついに森を抜けた。


 街までもう少しだ

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