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エピソード5.

 エトワールが、この誘拐犯たちを異質だと決定づけたのは、つい先程出来上がりましたよと言わんばかりに美味しそうな湯気が上る夕食を目の前にした時だった。

「……何なんだ」

 そう呟いてしまったのは当然だろう。何せ――

「もしかして、食えないものでもあったか?それなら代わりを用意するが?」

 屋敷内を自由に動き回れて、更に食事の用意までされるとは予想だにしていなかったのだから。

「え、いや」

 なので、そうじゃない、そうじゃないんだ、と自然と眉に皺が寄る。

 どうやらこの食事を作ったのは最初に出会った大男らしく、ご丁寧に美味しそうな匂いのするスープまで追加されてしまった。

「正直、怪しいですけど僕たちには利用価値があるようですから、これに毒が入っているようには思えませんし」

 せっかくなのでいただきましょうか、とエトワールと同じく戸惑っていたはずのイオに促されて、仕方なく用意された席につく。

 拐かされたまま食事も摂らず、目覚めれば昼過ぎで。確かに、エトワールだってお腹が空いていないといえば嘘になる。おまけに、自分たちがどういう状況なのか逃げ道はないのかなど、さっきまで延々とイオと二人で考えていたのだからエトワールは疲れていたのだ。人間、慣れない事をするものではない。

 エトワールは、疲労回復には睡眠と食事が大事だと故郷の老師も言っていたのを思い出す。

 ――でも、だからって。

「あー、ようやく眠れたみたいなんだ。そっとしといてやってくれ」

 大男に呼ばれて連れてこられた先にいたのは、テーブルの端っこで食べ終えた食器をそのままにテーブルに突っ伏して眠っている細身の男だった。

「自由過ぎるだろう」

 ――いや。何が、って色々と。

 隅で寝ている男もそうだが、人質にわざわざ温かい食事をフルコースで提供する大男も何を考えているのか分からない。エトワールにとって今回が生まれて初めての誘拐だったのだが、それでも彼らが普通ではないと分かってしまった。

「ブツブツ言ってないで、さっさと食え。せっかくの料理が冷めちまうだろうが」

 なのに、どうして食事を躊躇う事に怒られなくてはならないのか。もうはっきり言って、訳が分からない。

 そこでまた、うーん、と再び悩みの渦に入りそうになったエトワールの袖を、イオがちょいちょいと引っ張った。

「ん?」

「ここはもう言う通りにするしかないと思います」

 どうやら、イオの方は早々に諦めているらしい。自分よりも線が細い少年がこんな状況下でも頑張ろうとしているのなら、尚のことエトワールもここで踏ん切りをつけておくしないだろう。

「うむ、そうするより他は無いな」

 元より、エトワールは何が起きても常に前向きである事を望む。

 それは、トリエンジェ皇国の姫であるよりも星詠みの巫女としての矜持だった。

「それじゃあ、いただこうではないか」

「はい」

 そして、ようやく食べる気になった彼女に対して大男が嘆息したが、エトワールは無視をして食事前に行う星への祝詞を口にしたのであった。




「先程話していたここから逃げる方法ですが、何か思いつきましたか?」

 食後に旬の果物を使ったデザートまで用意されていたおかげで、すっかり満たされたエトワールとイオは再び彼女の部屋で膝を交えて話し合うことにした。この分だと、あの外見に似合わず世話焼きの大男が就寝時間になれば声を掛けてくるだろう。それまでには話を纏めておきたかった。

 彼らのボスの部屋にさえ近付かなければ、自由に動き回って良いのだから監禁というより軟禁だといえる。ただし、それはヒューバート・コールフィールドという男が居てこそ成り立っているようなものと言っても過言ではないだろうが。恐らくは、それも彼の行動次第という期限付きの加護だろう。

「……あいつ、また呆れておるのだろうな」

 そんな事を思えば、何気に思い浮かぶのは初めて会った際に何度も見たヒューバートの呆れた時の顔だった。あの時は、星を詠んでヒューバートがエトワールの運命の相手だと知り、半ば強引に彼に会いに行ったのだ。ちょうど、その頃両国で問題が生じていたという事もあって。

 そこで、エトワールは恋をした。

 まさに、一目惚れだった。

 けれども、そのエトワールが惚れた端正な顔が和やかな笑みを浮かべる事はなくて。ほとんど呆れているか苛ついているばかりだったから、こんな時だというのに面倒くさそうな顔しか思い浮かばない。

それを苦く思いながらも、口元は緩んでしまって――

 そんな表情でさえ、今は思い出すだけでエトワールの胸は炎を閉じ込めたように熱くなるのだ。

 守るべき者はいても、頼るべき人が誰一人としていない今の状況に、不安に、悔しさに押しつぶされそうになっていても、ヒューバートの存在が彼女の心を強くする。

「え?」

「あ、すまん。逃げる手段だったな」

 こてんと首を傾げたイオから声が漏れたので、つい浸ってしまった自分に反省してエトワールは夜色の髪を耳に掛けながら話を戻した。

「ええ。先程、ざっと確認してみましたけど、ここの窓は全て板を打ち付けられていると言って良いでしょう。唯一、残されているのはエントランスだけですが、先程の男が見逃してくれるとは思えません」

 予想というよりほぼ間違いの無いイオの指摘にエトワールも同意する。

「だろうな。あの男は、神経質スーツ男と違って油断や隙がないように見えた」

「神経質スーツ男って、……さっき寝てた人ですか」

「あいつらの名前なぞ知らんのでな。そう呼ぶしかあるまい?」

 何か面白かっただろうか?と、何やら可笑しそうに笑ったイオに首を傾げる。

「い、いえ。そうですよね、勝手にあだ名を付けるのも良いと思いますよ、ええ」

 どうやらイオも納得したようで、最後は楽しいと言わんばかりの満面の笑みだった。もしや、彼らに相当の恨みでもあるのだろうかというほどの。

「後は、あの大男をどう呼べば良いのか」

 エトワールの中で、常に世話を焼く者といえば自ずと彼女の護衛の騎士であるシルヴィオ・ラフーレしか思い出せない。だが、シルヴィオはシルヴィオなので敵に名付けるのもな、と躊躇していた。別に面倒見の良い者に『シルヴィオ』という固有名詞を与えなくても良いのだが。

「そうですね……では、筋肉家事職人なんていうのはどうですか?」

「おお。言い得て妙だが合っている」

 あの筋肉の締まりようはエトワールには衝撃的であったし、図体がでかい癖に意外と繊細な味のする料理を作る腕はまるで有名店のシェフのようだった。

「これで呼びやすくなっただろう」

「ええ、そうですね」

 囚われの身の上であるが、二人は思いの外くだらない話で盛り上がり、どちらからともなくクスクスと笑い合った。

 ――これがもし一人だったとしたら、きっとこうはならなかっただろう。

 そんな思いが浮かんで、エトワールは目の前で微笑む少年に声を掛ける。

「なあ、イオ」

「なんですか?」

 急に真面目な声に戻ったエトワールに気付いて、イオが一瞬だけ不安そうに瞳を揺らげた。

「一緒にここから出られるのならばそれに越した事はない。だが、解放にせよ脱走にせよ、お前が先にここから出られて生きているならわたしはそれで満足だ」

 最悪を想定するとしたら、エトワールの願いはこれに尽きた。

 この少年が、ヒューバートにとってどれだけの重要人物なのかは分かっていない。だが、分からないなりに、少年が高貴さを身に纏い、聡明で機転が利く人物だという事は理解した。ヒューバートの弱点になるぐらいの優秀な人材に違いない、と。

 ならば、ただの仕事上の関係で繋がりを持つ自分より少年の方が助かるべきだと考えたのだ。

 しかし、エトワールの意に反して。

「怒りますよ、本気でそう思っているなら」

 今にも消えてしまいそうな儚げな印象を抱かせる少年が、ムッとした顔で彼女を睨め付けた。

「僕はそんなの嫌ですからね。絶対に、何としてでも二人で一緒にここから出たいです」

「……イオ」

 そして、一瞬にして泣きそうな顔になったのを見て、エトワールが慌ててその頼りない細い肩へと手を掛ける。

「す、すまない」

 もしかしなくとも、自分はこの心根の優しい少年を不安がらせてしまったようだ、と。そこで、ようやく自分と同じように彼もまた不安でいっぱいだったのだと気が付いた。

 ――ああ、何とかして取り繕わなくては。

「め、珍しく弱気になっていたようだ。すまない、イオ。必ずや、二人で出られるよう色々と模索してみようではないか」

 なので、極力明るく元気を込めて、彼をあやすように肩を叩いた。

「絶対、ですよ」

「うむ」


 これが少年にとって希望となるのなら、とエトワールは微笑んで頷いたのだが――――



「くっ!まさか、今回も失敗か!」

「あと少しでしたよね」

 そんな愚痴を吐きながら、二人はエトワールの部屋にて枕やクッションという備品に怒りをぶつける。

 実は、二人が決意した日から今日で二日目も終わろうとしていた。

 あれから、色々と作戦を立てては日に何度も隙を見て決行するも失敗に終わっていたのだ。それはもう、考え得る事はたいていやり尽くしたと言って良い。後は正面突破か、懐柔かといった所だった。

「あそこに到達出来たのは凄いのではないか?後はタイミングさえどうにかなったら」

 そう、今回の作戦は今までの失敗を生かして、少し大胆な行動を起こしてみたのだ。すると、案の定、彼女たちの監視役である大男が止めにやってきた。が、そこに罠を仕掛けておいて二人はエントランスに足を踏み入れた――のだが。

「そうですね、まさかもう一人現れるとは思いもしませんでしたから」

 もう夕暮れも終わろうというのに、新たな仲間がやってきたのは予想外過ぎた。というより、三人目のインパクトがあまりにも強すぎた。

「あいつらがどういう集まりなのか分からんが、いささか個性が強すぎるのではないか?」

 というのも。

「初めはてっきり女子おなごだと思っておったが、あんな雄々しい女子おなごは見た事がないので気付いたのだ。……あの衣装は趣味なのか、それとも性癖なのか」

 ぬう、面妖な、と思い出すだけでどうしても眉根を寄せてしまう。

「あだ名を付けるとしたらミスターレディーでしょうか。パッと見で言うと綺麗ですしね」

 二人が今日、初めて顔を合わせた三人目は女装をしている男だったのだ。

 年齢は他の二人よりも少し若そうな二十代とみて良いだろうが、短髪でありながらまるで若くして夫に先立たれた貴族の若きご婦人のような出で立ちなのに、白を基調としている所為かその不思議な雰囲気に飲まれてしまう。

 当然、エトワールたちもその男を目の前にして逃亡という文字すら頭から消えたほどだった。

「筋肉家事職人よりも強敵かもしれんな」

 あなどれん、とベッドに腰掛けて両手で顔を覆いながら思いきり重いため息をはき出したエトワールの脳裏には、低めの声で「あらぁ、アナタ達どうしてこんな所まで来てるのよぉ!もう困った子ちゃん達ねっ!」と笑顔でがしっと腕を掴まれた記憶が今も鮮明に残っていた。ある意味、トラウマになりそうである。

「考えれば考えるほど、どうしてあんなバラバラなのに群れているのかが分からん。あいつらのボスとやらは、それ以上におかしい奴なのか?」

 もはや、誘拐された者として考えずにはいられない。

 そんなエトワールの気持ちが唯一分かるイオも苦笑する。

「どういう人なのか僕にも全く分かりませんが……もしかしたらそうなのかもしれませんね」

 明らかな慰めといえるイオの言葉に、エトワールはそういえば、と顔を上げた。

「奴らのボスは、もしかしてずっと臥せっていたりするのだろうか?」

「えっ、どうしてです?」

「たまたま、昨日の夜に筋肉家事職人が食事を持ってあの部屋に入っていく所を見かけたのだ。もしや、体調が優れないのか体が弱い人物なのかと思ってな」

 全てはエトワールの想像に過ぎないのだが、あながち間違ってはいないようにも思える。

「だから、ずっと顔を見せないのではないだろうかと」

 その推測が合っているとすれば、彼らが一斉に近付くなと言ったのも頷けた。自分にしてはかなり冴えているのでは、と隣りに座るイオを見ると真顔で見られていたので思わず身を引く。

「わっ、ど、どうした?」

「いえ。エトワールさんって凄いなって思って」

 ごめんなさい、と謝られて首を振る。

「いや、そんな事はないぞ。いつも深慮が足りないと傍にいる者にも怒られるのでな」

 どこに行ったって、どこに隠れていても、何故か自分を探し出すのが上手い従者を思い出して少しだけ寂しく思う。こんな時こそ、見つけられなくてどうするんだと言ってやりたいぐらいだった。

「どういった人なんですか?」

 イオにとっては何気に口にしただけだろう。だが、エトワールはそれがとても嬉しかった。

 シルヴィオ・ラフーレという男は、普段、エトワールの前では軟弱なのにいざという時は頼もしい。トリエンジェ皇国随一の剣の腕前を持つと言われるシルヴィオは騎士として名高く、エトワールにとっては自慢の従者だったのだ。

 だから、シルヴィオについて話せるのが嬉しくて、直ぐにでも自慢話に花を咲かせるがそこで不意に思い出した。

「お前のように白金色の髪の男でな、見た目は細身だが意外と筋肉がついていて身のこなしや動きが綺麗で――」

 

 ヒューバートの思い人の特徴を。

 以前、押しかけた時に聞いた彼の好みを。


『私の好みは――穏やかで誰に対しても礼儀正しく自分よりも他人を優先してしまうほど優しいのですが、きちんと芯が通っていて、ああ、それに意外と諦めの悪い所があるのですがそれすら魅力に変えてしまう人でしょうか』


 そして、ヒューバートの側近のトーマス・ロプンスがこう付け足した。


『そこに、たぐいまれなる容姿で白金色の髪と蒼い瞳、なんてあれば最高っスね』


 ――と。

 以前は、それを己の従者と勘違いをしてヒューバートを呆れさせた。今では苦い思い出の一つだろう。

 その、確定された特徴に合致する人物がいる事に気付いてしまった。

「……イオ、お前」

 まさか、と思わずにはいられない。

「はい?」

 なにせ、白金色の髪など珍しくて滅多に見ない。それに――

「あ、いや。実は、お前と初めて会った時、私は一瞬、女子おなごと間違えたのだ。だが、服装で直ぐに男だと分かって」

 すまない、と素直に謝るエトワールにイオが笑って首を振る。

「いえ、気にしないでください。よく言われますから」

 そう。

 エトワールが見間違えてしまうほど、イオは少女のような可憐さを兼ね備えていた。それはつまり、『たぐいまれなる容姿』だといえる。

 ここで出会ってから、ずっと共に行動しているがイオにヒューバートとどういう関係なのか、まだ直接聞いていない。

 だが、今は分かってしまったが故に聞けなくなった。

「エトワールさん?顔が青いみたいですけど、大丈夫ですか?」


 ヒューバートの思いを知っているのか。

 だが、知っているとしたら、どうして応えてやらないのか。


 本当は今すぐにでも聞いてみたいのに、己の恋心が邪魔をする。

 何より。


 ――そうだ、わたしは恐いんだ。


 もし、両思いだとしたら?

 もし、イオがクルサードに来たのはヒューバートに会いにくる為だったとしたら?


 きっと、立ち直れないだろう。

 それはもはや確信していて、エトワールを怯ませる。

「大丈夫だ、……大丈夫」

 だから、どうにか自分を奮い立たせたくて、エトワールは自分に言い聞かせるように何度も呟いた。

「エトワールさん?本当に大丈夫ですか?もし、体調が優れないのだとしたらあの人を呼んできますけど」

「いや、大丈夫だ。少し、考え事をしてしまってな」

 イオは何も悪くない。そんな事は百も承知している。

 今は出来るだけ考えないようにしよう、とエトワールが息を吐き出した所で、突然、扉が開かれた。

「さっきは上手いこと嵌めてくれたな」

 と言いながら顔を覗かせたのは、筋肉家事職人などと二人に呼ばれている事など全く知らない大男だった。夕食にしては早すぎる登場に、エトワールは内心で首を傾げる。

「次は成功させてやる」

 それは決して負け惜しみなどではなかった。

 前回までは、大男もエトワールの反骨精神をいたく気に入っていたようで、楽しげに「やってみろ」と返事をしていたのだが。

「それはどうだろうな」

 何故か、表情もなくそう告げられた。

「……?」

 その微妙な態度と曖昧な物言いに、エトワールはイオと顔を見合わせて首を捻る。すると、大男はくいっと親指で外へ出ろと合図した。

「あいつが呼んでる」

 大男の言うあいつとは、神経質スーツ男の事で間違いない。あの男とエトワールたちは、あれから何度か食事の席で会ったが、常に疲労感を漂わせており話しかけるなというオーラが出ていた。エトワールにすら神経質だと見破られるほどなのだから、あれ以来挨拶すらした事が無い。

 なのに、ここへきて二人を呼ぶという事で考えられるのは一つしかなかった。


「どっちが解放されるか決まったぞ」


 相変わらず眼鏡の位置を調整しながら二人を見上げる男から放たれた言葉に、やはり、とエトワールが息を飲む。

 隣りで立つイオが俯いているのを心配に思いながら、エトワールはそれで?と先を促した。彼女の中では、ヒューバートが選ぶのはイオ以外にいないと思っているからだ。

 ならば、少しでも早く決定打が欲しいと思うのは当然のこと。

 エトワールの強固な姿勢に、一瞬、男が視線を逸らしたが気を取り直したようでチッと舌打ちをして見返してきた。



「それは貴様だ、エトワール・アルフ・ワ・ライラ。ヒューバート・コールフィールドは、お前を選んだ」



「……そんな、馬鹿な!」

 エトワールの口から直ぐに否定の言葉が漏れた。

 ヒューバートとの付き合いは短期間だけだったが、彼が如何に利己主義であるのかそれはもう嫌というほど理解している。

 だからこそ、あり得なかった。

「何かの間違いだろう!?いや、それともお前たちは嘘をついているんだろう!だって、あいつは……ヒューバート殿は」

「エトワールさん、僕は納得しました。だから、あなたはお帰り下さい」

「……っ!」

 イオにこんな顔をさせてはいけない。そう思うのに、自分ではどうする事も出来ない。

 そう思わせるほどの穏やかな微笑を浮かべたイオに、エトワールは優しく抱き締められた。

「ここを出る前に、僕の部屋へ来て下さい」

 という囁きと共に。

 それがどういう意味なのか、エトワールは分からなかった。が、エトワール自身も最後まで諦めないという決意を告げようと、イオに小さく頷いた。


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