カボチャとネズミのその後。
昔々ある所に二匹のネズミがおりました。
二匹の名はグリズリーとグランベリー、通称グリグラコンビと言われる仲の良い赤の他鼠です。
そんな彼らはある時いつもご飯をくれる優しい少女の嘆きに答え、悪い魔法使い(仮)の力によって逞しい白馬の姿となりました。
彼らが牽引する馬車は彼らのその日の晩ご飯になるはずだったカボチャです。
心優しい彼らは魔法使いによって綺麗なドレスを着た少女をお城まで連れて行きました。
お城に着くと少女は早足で中へと入っていきます、ネズミ達も追いかけようと思いましたが馬は専用の駐馬場に止まっていなければいけませんでした。
二匹は心配でしてが少女の無事を信じて待ちました。
それから待たされること数時間、魔法が切れる約束の時間になっても帰って来ない少女を心配して二匹は様子を見に行こうとしましたが、どこにも行けないように紐で繋がれていた為、少女に会うことはできませんでした。
そして零時の鐘が鳴ります。
ゴーン、ゴーン。
魔法が解け馬からネズミ、馬車からカボチャに戻った彼らは途方にくれていました。
何せ心優しい二匹は帰りも少女を家まで送るつもりだったのです。
これでは少女を送り届けることはできない、そう思い悲しくなってきた二匹の元へ少女が走ってきました。
二匹はかぼちゃの影に隠れて様子を窺います。
少女はすっかり女になっていました、頬を赤く染め嬉しそうな顔でみずぼらしい衣服と片足だけ裸足で駆けていきます、まるで自分が馬車でやってきたことなど忘れてしまったかのように。
置き去りにされる二匹、少女の足でも中々遠い距離ですが、ネズミの足では到底帰れる距離ではありませんでした。
それに二匹には晩ご飯のカボチャがあります、とりあえず二匹はかぼちゃを食べることにしました。
二匹がカボチャを齧っていると、中には先客が居ました……イモムシです。
二匹はイモムシに挨拶をしてからカボチャをかじり続けました。
その内夜も明けた頃すっかり腹を膨らませたネズミたちはカボチャの中で眠っていました。
そこにドシン、ドシンという振動……どうやら人間が来たようです。
ネズミたちは目を覚まし、それからカボチャの種とイモムシを抱えてカボチャの中から飛び出しました。
するとカボチャは城の兵士が気づかず踏み潰してしまいました。
間一髪です。
それから二匹はカボチャの種とイモムシを抱えて近くの茂みへと入っていき、イモムシを近くにあった大きな葉の上に乗せてやり、そこでイモムシと別れました。
その後、ネズミ達を見たものは居ないという――――。
遠くに聞こえるのは笛の音だけだったそうな……。
下二行省いてからの続きの話。
近くの森に住むことにした二匹はカボチャの種を植えることにしました。
そして芽が出てやがて蔦が生えた時、その蔦はどんどん成長して天高く登って行きました。
そして雲を抜けると巨人の館が!
的な感じにしようか正直悩んだけど、そこまで本気で書く気にはならなかった。




