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激戦! 護国兵卒懸命録  作者: 骨折ギプス
本編?開始
30/35

接敵

「一一時方向、眼下に敵機発見!」

見張り員の草野次郎二飛曹が叫ぶ。

「ついに来たか・・・。」

吾郎はそう呟き、指示を出した。

「上昇限度いっぱいまで高度を上げろ!

 可能な限り、接敵を遅らせるんだ!」

「了解であります!」

小野田がそれに勢いよく答える。

現在高度は一二〇〇〇メートル。エンジンを換装してから、

本格的に試験をしていないので詳細は分からないが、

おそらく、あと一〇〇〇メートル程が限界だろう。

「水メタノール噴射装置を稼働させますか。」小野田がそう尋ねてくる。

水メタノール噴射装置とは、史実において日本軍が、

あまりにも低いガソリンのオクタン価を

どうにかするため開発した、給油パイプ内にメタノール水溶液を噴射し、

擬似的に高オクタン価ガソリンのようにする装置である。

欠点としては、メタノールの腐食性により、

パイプの耐用性が落ちる、という点であった。

それゆえ、長時間の使用は禁物である。

「まだだ、まだ使用する時ではない。」

吾郎のその指示に小野田は、了解、と答えた。

願わくは、まだ敵がこちらに気づいてない事を祈るか・・・。

こればっかりは、運を天に任せる他ない。

そう思って吾郎は心の中で密かに祈った。



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