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激戦! 護国兵卒懸命録  作者: 骨折ギプス
本編?開始
13/35

計画始動

 爆撃の飛行コースとしては、カナダ上空を迂回し、

ハドソン湾よりニューヨークに侵入する経路を予定していた。

燃料消費を抑えるため、巡航高度は一〇〇〇〇メートルとされた。

西海岸の場合と異なり、大陸を横断する事になるため、

敵機の襲撃を受ける危険性が大である。

そのため、防弾処理を重厚にするとともに、

それによる速度低下を防ぎ、

更には速度向上を目指して、

エンジンを三菱「火星」(離昇出力一八五〇馬力)から

同じ三菱の「ハ-43」(離昇出力二二〇〇馬力)へと換装し、

高高度飛行のため、

一段二速の排気タービン式過給器が装備された。

これにより、高高度におけるエンジン出力低下は防がれ、

試験飛行時・高度一一〇〇〇メートルにおいて、

出力一七五〇馬力を記録した。

最高速度は「火星」時の時速四七〇キロメートルから、

時速五二〇キロメートルへと向上した。

作戦参加機数は五機、いよいよ前代未聞の、

片道特攻ではあるが、

米本土爆撃計画が始動しようとしていた。

作戦日時は、昭和二十年三月一二日とされた。






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