レイオフ
掲載日:2025/12/12
私も連れて行って欲しかったな。
付いて行きたかったな。
楽しそうに君が語る夢の先まで。
果てしなく遠く続くと私が信じたその夢の続きに。
付き添って歩んでいきたかった。
君に手をとってもらって引っ張って行って欲しかった。
君の道を。
同じ道を。
遠くまで。
一緒に。
ずっと。
何時までも。
何処までも。
一緒に、一緒に。一緒に…。
でも、私はここでダメみたい。
もう、さようなら。
お別れだ。
私はもう君と一緒には歩けない。
もう君には追いつけない。
歩くペースが違ったみたい。
あまりにも距離ができちゃった。
君とはもう会えないかも。
なんて呟くこの声も、もう君には届いていないかも。
それくらい遠くに行ってしまった。
私がとってもノロマだから。
でもね。
走りすぎて泣きたくなったり。
彷徨い歩いて疲れちゃったり。
暗闇で迷子になって立ち止まったり。
寂しくなって戻ってきたくなったりしたらね。
私を呼んで。
その時には、ノロマな私も追いついて、君の頭を撫でるから。
優しく君を抱きしめて、大丈夫って照らすから。
もう迷わないように、行くべき道を灯すから。
君の道を。
同じ道を。
今度は置いて行かれないように私も同じ道を歩くから。
本当に本当に読んでいただきありがとうございます…✨
読んでいただけているという事実がとても嬉しくて本当に励みになります。




