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Episode12: Naming Day
ライオたちは、とうとう巨大な鳥型モンスターからアルメスを助け出し、無事にその巣から撤退することに成功した。しかし、ライオが肩に乗せていた小さな雛のことをすっかり忘れていたことに気づいたのは、帰り道に差し掛かってからだった。
「おい、ライオ、あの鳥の雛をどうするつもりだ?」
クラウスが冷徹な声で言った。ライオがふと自分の肩を見てみると、そこにはあの小さな雛がいまだにしっかりとしがみついていた。
「どうするって…」
ライオは眉をひそめ、そして雛を軽く持ち上げてみた。「いや、こいつ、どうやら俺に懐いてるみたいだ。放っておけないだろ?」
「まぁ、確かに可愛いけど…」
セリナが呆れながらも、どこか嬉しそうに微笑んだ。「でも、あの大きな鳥がどうしてあの子を放っておいたのかしら?」
「大丈夫だよ! 俺の運があれば、きっとうまくやれるさ!」
ライオが自信満々に言った。だがその時、フィル(雛)は突然ピヨピヨと鳴きながら、さらに肩にしがみついた。
「名前決めるなら、フィルってどうだ? なんとなく可愛いし」
メイベルがにやりと笑いながら言った。「フィルって呼んで、しばらく面倒見てやろう」
そうして、雛の名前は「フィル」に決まった。




